府中丹東、西の両農業改良普及センターと府立茶業研究所は亀岡以北の茶生産農家や関係機関を対象とした平成20年度茶生産セミナーを22日、位田町の府立農業大学校で開いた。農業改良普及センターと茶業研究所が府北部全体の農家などに向けてセミナーを開くのは初めて。
最近、食の安全・安心に不安を与える事件が多く、消費者の注目も集まっていることから、安全・安心なお茶を生産するための提案や啓発などを目的に今回のセミナーが企画された。生産者側の意識も高く約70人もの関係者が会場を訪れた。
セミナーは2部に分かれており、1部では茶業研究所職員らが、てん茶工場での衛生的な工場管理などについて講演。
2部では農業改良普及センターの職員らが、農業生産工程管理や茶生産衛生管理マニュアルなどについて説明した。
参加者は、より安全で付加価値の高い茶の生産を目指して真剣な表情で話に耳を傾けていた。
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安全で付加価値高い茶生産を
初のセミナーに70人が出席
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