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2009.1.21 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

力合わせて更なる発展を

発足10周年迎える綾部国際交流協会

新春パーティーで80人交流

タイの民族舞踊、銭太鼓の披露も
 結婚や企業の研修などで綾部や近隣市に住む外国人らに対して日本語の支援などの活動に取り組んでいる綾部国際交流協会(鉄川絹枝代表)は今秋、発足10周年を迎える。18日には発足当初からの恒例行事となる新春パーティーを宮代町の宮代コミュニティセンターで開き、参加した外国人と日本人合わせて約80人が会食しながら、交流を深めた。

 同協会は、元中学校教諭の久世保さん(故人)と元高校教諭の上田幸男さんの2人が発起人となって平成11年に発足。会員たちは時事英語を学習したり、日本語交流会で外国人への日本語の指導といった活動を続けている。

 今年は、綾部ローターアクトクラブ(綾部RAC、杉山俊平会長)が国際奉仕活動として中国の子どもたちに日本の絵本を贈る活動に協力。綾部RACが回収した絵本の翻訳を手掛ける。

 新春パーティーでは、綾部市内に住むタイ人女性の「プイさん」がタイの民族舞踊、同協会の女性会員らが和服姿で銭太鼓をそれぞれ披露したあと、鉄川代表があいさつした。

 鉄川代表は、「今年、協会は設立10年の節目の年となる。この間、多くのみなさんに支えてもらって今日がある。秋ごろに、みなさんと一緒に祝い合いたい。そして協会が更に発展するような年にしたい」と述べるとともに、「全世界的な不況によって弱い立場の方が困っていらっしゃる。こんな時こそ、みんなで力を合わせて元気で楽しく過ごせる1年にしましょう」と呼びかけた。

 続いて同協会顧問の上田幸男さんの発声で参加者たちはジュースで乾杯した。その際、同協会設立メンバーの一人である上田さんは、「この10年間、みなさんの努力と協力によって立派な会になってうれしい」と喜びを語った。
綾部国際交流協会

 市左官工業組合(佐々木傑組合長)は18日、川糸町の同組合集会所で研修会を行い、組合員たちは「イタリアン磨き」と呼ばれる新たな技法について学んだ。

 同組合は、従来の日本建築に合ったものに加え、洋風建築などの様々なニーズにも対応できる左官技術を習得するため、毎年、研修会を開催している。

 今回の研修テーマとなった「イタリアン磨き」は漆喰(しっくい)の一種で、表面に光沢が出るように仕上げるのが特徴。家屋の外装には適さず内装向きで、コンパネや石膏(せっこう)ボードにも施工でき、壁紙などとは違った独特な雰囲気を室内に持たせることができるという。

 研修会に参加した組合員たちは、溶液を刷毛(はけ)で塗りながら、コテを上下左右に手際よく動かして施工方法習得の実技に取り組んだ。最後は電動ブラシで磨き、仕上げの様子を見て、「大理石のような感じだ」と話す組合員もいた。
洋風建築などのニーズにも対応を

「イタリアン磨き」の
新たな技法学び合う

市左官工業組合の組合員ら
市左官工業組合