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2009.1.14 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

防災ハザードマップ作成し全戸に配布

市が自然災害発生に備えて
危険個所や避難場所を記す
 市はこのほど、地震や豪雨といった自然災害の発生時に市内で地すべりや浸水などの被害が想定される危険個所や避難場所、防災に向けた日頃の備えなどをまとめた「防災ハザードマップ」を作成した。

 A1判のマップには、「地震」と「洪水・土砂災害」それぞれついて記載。「地震」に関しては、「上林川断層」「三峠断層」「養父断層」「郷村断層」の4地震による市内各地の震度予想も載せられている。

 「洪水・土砂災害」に関しては河川の浸水想定区域や、地すべりや山腹崩壊、土石流氾濫(はんらん)域などが地図に示されているほか、市が指定している危険ため池の一覧表も掲載している。

 マップは、東部(奥上林・中上林・口上林・山家地区)と中部(東八田・西八田・吉美・綾部地区)、西部(中筋・豊里・物部・志賀郷地区)の3種類ある。市は、自治会を通してマップを昨年末までに全戸に配布した。

 市は「防災意識を高めるために、家庭や地域でこのマップを活用してもらえれば」と話している。
防災ハザードマップ

 自分たちでふ化させたサケの稚魚を自分たちで由良川に放流しようという新たなサケ放流事業がいよいよスタート。9日には川糸町の府中丹東農業改良センターで受精卵が飼育希望者の「鮭サポーター」に配布された。

 綾部、福知山両市の市民らでつくる「由良川サケ環境保全実行委員会」(佐々木幹夫会長)が、これまでの府の放流事業に代わって取り組んでいるもので、サケを飼育し放流することで古里に愛着を持ってもらうことが狙い。

 この日、受精卵を受け取りに来たのはサポーター約80人。このうち、市内のサポーターは35の団体と個人で、約2千粒の受精卵のほか、水槽や水のろ過機などが渡された。

 サポーターらは、水槽のセットの仕方や、ふ化させるに当たっての注意点などの説明を受けたあと、クーラーボックスなどに受精卵を入れて自宅や事業所に持ち帰った。
ふ化させ由良川に

鮭サポーターに受精卵を配布

新たなサケ放流事業開始
鮭サポーターに受精卵を配布