防災ハザードマップ作成し全戸に配布
市が自然災害発生に備えて
危険個所や避難場所を記す
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市はこのほど、地震や豪雨といった自然災害の発生時に市内で地すべりや浸水などの被害が想定される危険個所や避難場所、防災に向けた日頃の備えなどをまとめた「防災ハザードマップ」を作成した。
A1判のマップには、「地震」と「洪水・土砂災害」それぞれついて記載。「地震」に関しては、「上林川断層」「三峠断層」「養父断層」「郷村断層」の4地震による市内各地の震度予想も載せられている。
「洪水・土砂災害」に関しては河川の浸水想定区域や、地すべりや山腹崩壊、土石流氾濫(はんらん)域などが地図に示されているほか、市が指定している危険ため池の一覧表も掲載している。
マップは、東部(奥上林・中上林・口上林・山家地区)と中部(東八田・西八田・吉美・綾部地区)、西部(中筋・豊里・物部・志賀郷地区)の3種類ある。市は、自治会を通してマップを昨年末までに全戸に配布した。
市は「防災意識を高めるために、家庭や地域でこのマップを活用してもらえれば」と話している。
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