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2008.12.29 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

届け! カンボジアの子へ

綾小児童の「やさしい心」


ランドセルや文房具を集め現地へ
 綾小の子どもたちの「やさしい心」とともに文房具やランドセルをカンボジアへ―。綾部小学校(上野町、村上力校長)ではこのほど、PTA(梅原哲史会長)ふれあい部(四方まゆみ部長)と子ども会運営委員会(10人)が共同で「カンボジアの子どもたちに文房具を送るプロジェクト」を実施。寄せられた大量の文房具などが、来年2月に現地を訪れる予定の「高野山真言宗丹波青年教師会」(会長=爲廣英隆・楞厳寺副住職)の僧侶らの手に託された。

 同校PTAではこれまで、ベルマークや古切手の回収などを通じて物を大切にする心を育んできたが、今年度は「より大きな効果が生み出せるものを」(梅原会長)と、今回の取り組みを計画した。

 子ども会もPTAに協力する形で、「戦争が起こり学校や家が壊されて、勉強をする文房具も不足しています。同じ小学生として、自分たちにできることをしたいと思います」と書いたチラシを作るなどして全校児童に呼びかけた。

 綾部中学校にも提供を呼びかけるなどした結果、95個のランドセルが集まった。また、1824本の鉛筆を筆頭に、409個の消しゴム、192冊のノート、189個の定規、27箱の算数セットなど、今月に入ってからの約2週間で総計3128点もの山のような文房具が集まった。

 同教師会の僧侶らが創立20周年記念事業の一つとして来年2月に現地を訪れることから、現地までの物品輸送と受け渡しを担当することになっている。同会では綾部小から寄せられた物品と、日本ユニセフ協会京都綾部友の会から寄せられる予定の物品を合わせ、現地の小学校まで届けることにしている。
ランドセルや文房具

 綾部障害児・者を守る連絡会は季節療育の一環として26日、青野町の市保健福祉センターでクリスマス会を開催した。市内で養護学校に通う子どもたちは長期休暇に入ると、学校の友だち同士で遊ぶことが難しくなるため、季節療育として休暇中に何度か顔を合わす機会を設けている。

 クリスマス会は冬季の季節療育として催したもので、参加したのは、中丹養護学校などに通う子どもたち13人とその保護者やボランティアなど。

 午前中は全員でツリーの飾り付けなどをし、午後からはマリンバや東山太鼓保存会の子ども太鼓などの演奏を楽しんだ。

 その後、会場にはサンタクロースが登場して子どもたちにプレゼントを配った。
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綾部障害児・者を守る連絡会
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