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2008.12.26 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

幼稚園児らのメッセージも添えて

一人暮らしの高齢者らに
おせち作り配食サービス

東八田福祉懇談会などが今年も
 東八田福祉懇談会(土師久会長)は25日、同地区の75歳以上の独居老人97人に一足早いおせち料理を配った。

 同懇談会は東八田地区の自治会連合会や民生児童委員協議会などで組織している団体で、毎年この時期に独居老人におせち料理を届けている。

 メニューは数の子や栗きんとん、紅白なます、煮しめ、エビなどと炊き込みご飯。メンバーらは24日の午後から梅迫町の東八田公民館で料理に取り掛かり、25日午前中に97人分の料理をこしらえた。

 また、メンバーの女性が千代紙で作ったはし入れやつまようじ入れも添えたほか、来春に移転が決まっている東八田幼稚園児からのメッセージカードも一緒に配られた。
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 自殺を防ぐための共通認識を深めよう―と、中丹3市の行政や医療・福祉施設などの相談担当職員らを対象にした自殺対策研修会(府中丹広域振興局主催、綾部市共催)が25日、とよさか町の府綾部工業団地・交流プラザで開かれた。

 研修会には100人を超える関係者らが出席。基調報告では府精神保健福祉総合センターの姫野紀代子さんが、日本での平成9年以降の自殺者数が年間3万人で推移し、京都府内の平成19年の自殺者は592人あり、50歳代の男性が最も多いなどの現状と、自殺対策について説明した。

 続いて市立病院神経精神科主任医長の井爪尚さんが「うつと自殺予防」をテーマに講演。「うつ」が自殺の誘因となると言われているのに対して、「自殺予防を精神科医にすべて任せておいたらいいものではない。医療には限界がある」と述べた。

 このあと、家族を自殺で亡くした人たちの支援活動を行っている「こころのカフェ きょうと」代表の石倉紘子さんが講演した。
自殺を防ぐための共通認識を深めよう

中丹の行政や医療、福祉関係者ら研修会
自殺を防ぐための共通認識を