人気のケーキを今年も
綾高東分校の製作最盛期を迎える
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川糸町の綾部高校東分校で師走の風物詩として市民の間にすっかり定着した伝統のクリスマスケーキづくりが今、最盛期を迎えている。生徒たちの農業クラブ活動の一環であり、製作と販売実習を通じて地域住民との交流も深めている。
この活動は今年で38年目。製作は東分校の農業3科で学ぶ3年生48人が12日から行っており、16、17日が忙しさのピーク。直径18センチのケーキは焼いたスポンジの上に白い生クリームを塗ってチョコレートをかけ、飾りつけを施した。
今年は原材料費の値上がりで1個1400円と昨年より100円アップ。製作した数は700個。1日から予約を受け付けたが、10日間で予約を締め切った。引き渡しは19日に行われ、作ったケーキの一部は市内の福祉施設に寄贈する予定。
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