学習指導要領の改訂によって小学校で新たに導入される外国語活動について中学校の英語教員らにも理解を深めてもらおうと、府中丹教育局は28日、川糸町の府総合教育センター北部研修所で「小学校外国語活動推進会議」を開いた。
小学校で外国語活動が完全実施されるのは平成23年度から。移行期間である21年度からは、各小学校で外国語活動の先行実施が可能になる。
そこで、小学校の外国語活動と中学校の英語科とを小中連携によって一貫させ、英語教育の充実につなげていくため、同教育局は中学校教員を対象にした会議を初めて開くことにした。
会議には中丹3市の24中学校の英語科担当の教諭らが出席。同教育局の塩田卓三・総括指導主事のあいさつのあと、西山由美・指導主事が外国語活動に関して中学校側から寄せられた質問などに答えた。また、福知山市の昭和小学校で取り組まれている英語活動の実践発表も行われた。
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英語教育充実に向け小中連携で推進を!
府中丹教育局が中学英語教員対象に
「小学校外国語活動推進会議」を開く
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