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2008.11.24 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

幻想的な雰囲気 大好評

初開催の「綾部もみじまつり」にぎわう
 本宮町の大本本部を主会場にした「綾部もみじまつりin大本」が22日から3日間、開催された。同まつりは秋のイベントとして今年初めての企画のため人出が心配されたが、たくさんの人が連日、大本本部に来場。特に夜はライトアップされたモミジなどが幻想的な雰囲気を漂わせ、「綾部にこんなきれいな場所があるとは知らなかった」という人もいるなど大好評となった。

 同まつりは、市商業活性化にぎわいづくり推進実行委員会の「まちなか観光」事業の一環として計画。同まつり実行委員会(赤尾明俊会長)を立ち上げ、会場の設営やPR活動などの準備を進めてきた。

 大本本部には3日間ともお茶席のほか、綾部の特産品などの模擬店も設けられた。また、みろく殿の出入り口をステージにした演奏会も午後4時から約1時間、行われた。

 23日は小春日和の温かい気候になったことも手伝って、次々と人が詰めかけた。来場者は太陽の光を浴びて鮮やかな色を醸し出すモミジなどを見て回り、夜には昼間とひと味違った紅葉を愛(め)でていた。中でもライトアップされたモミジが「金龍海」の水面に映る光景は来場者を魅了していた。

 また、3日間とも市街地の5カ所を巡るスタンプラリーが行われたほか、大本通り商店街には夜、行灯(あんどん)が並べられた。

 赤尾会長は「予想以上のたくさんの方々に来てもらえてよかった。今年が1回目ということで十分行き届かない面もあった。来年も是非、開催できるようにしたい」と話していた。
綾部もみじまつり

綾部もみじまつり

 ほ場の区画整理とともに、隣接地にメダカが泳ぎ、水辺に集まる昆虫などの生物が生息する「ビオトープ池」も造ろう―と、鍛治屋集落農地保全管理組合(山下民雄代表)は22日、鍛治屋町内で一般参加者らも交えた「池造り」に励んだ。

 同町では平成19度から、ほ場整備事業が進められている。今夏には、工事前の田んぼの水路などに生息している水生生物の“引っ越し”に、住民らが取り組んだ経緯もある。

 この日の池造りは、府などの支援を受けた「さとボラin鍛治屋」として実施。地元住民を始め、京都市内からバスを使って9人が来綾したほか、近隣市町などからの参加も合わせ、20代〜60代の男女約30人がほ場での作業に取り組んだ。

 参加者らは、前日からの雨の影響でぬかるむ足場に悪戦苦闘しながらも、砂利を敷き詰めたり、石を組んだりする作業に没頭していた。山下代表は「きょうだけで完成でなく、今後も天候を見ながら第2弾、第3弾の作業をしたい。来年の春に完成式が出来れば」と話していた。
ほ場の区画整理とともに
メダカや昆虫が生息する

「ビオトープ池」を造ろう

都市住民も力合わせ「池造り」

鍛治屋集落農地保全管理組合が
「さとボラin鍛治屋」として催す
「ビオトープ池」を造ろう