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2008.10.27 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

「平和への大合唱」盛り上がる

実行委員会が市民の協力得て今年も開催

折り鶴1万羽「平和の翼」に思い込め
 平和について改めて考えるとともに、平和の大切さや尊さを広く発信しよう―と25日、並松町の市民センター中央ホールで「平和への大合唱」と題したイベントが開かれた。

 今年で3回目となるこのイベントの主催は、綾部青年会議所の会員などを中心に構成する実行委員会(上田裕文委員長)。実行委では、当日のステージに飾るセットを制作するため、市民らから銀色の紙で折った鶴を募集。約1万羽の折り鶴が寄せられた。

 この日は子どもから大人まで約320人が来場。出口啓文運営委員長のあいさつのあと、来場者全員で市民憲章を唱和したのに続き、折り鶴を組み合わせて作った大小3羽の「平和の翼」が公開された。

 平和祈念ライブでは、沖縄出身のシンガーソングライター、「ユキヒロ」さんが出演。綾部の「平和への大合唱」での演奏が3回連続となるユキヒロさんは、「私も綾部市民になった気持ち。各地のライブで綾部のことをPRしたい」とステージで話していた。

 最後には市内で活動している合唱団員たちもステージに上がり、ユキヒロさんと一緒に「翼をください」を歌った。
平和への大合唱

都市住民招き「あやべ見学ツアー」

市里山交流研修センターなどで
あやべ見学ツアー
 都市住民を招いて農業などを体験してもらう「あやべ見学ツアー」が26日、鍛治屋町の市里山交流研修センターとその周辺などで開かれ、乳幼児を含む36人が「綾部の秋」を堪能した。

 このツアーは市が催したもので、9月28日に大阪府池田市で開いた「農村都市交流イベント」の会場などで参加者を募った。

 この日はあいにくの雨模様となったが、来綾した参加者らはまず、同センターで石窯を使ったパン焼き体験をして昼食時にパンをみんなで味わった。更に、豊里西地区内の里山を地元の人の案内で散策したほか、近くの畑でのサツマイモ収穫体験、乳搾りなどの酪農体験も行った。

 市では11月29、30の2日間の日程で1泊2日の見学ツアーも予定している。