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2008.10.10 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

「水源の里賛歌」を合唱

上林中全校生が古里への思いを込めて

作詞作曲の篠原さんも一緒に
 水源の里連絡協議会(酒井聖義会長)と市は9日、八津合町の上林中学校体育館で「水源の里賛歌」のお披露目合唱会を開いた。

 水源の里賛歌は、綾部出身の音楽童話作家で教育学博士の篠原綾子さん(74)=乙訓郡大山崎町=が、市の水源の里への取り組みを応援しようと、作詞、作曲し寄贈したもの。

 この日のお披露目に向けて、同校の生徒41人は体育祭が終わった9月下旬から練習に取り組んできた。人前でこの歌が歌われるのは初めてとあって、体育館には篠原さんを始め、住民や関係者など約200人が訪れた。

 篠原さんは「綾部は世界連邦都市宣言も水源の里の取り組みも全国に先駆けて行った。『限界集落』の『限界』という言葉は好きではない。この言葉を打ち破って再生に取り組む市の姿勢に感銘を受けた」と、この歌を作った理由を披れきした。

 生徒たちが合唱を披露したあとには、篠原さんや生徒とともに来場者が「水源の里賛歌」を歌った。

 同協議会では水源の里賛歌を今後、どのように活用していくか検討中だが、近いうちに生徒たちの歌を録音したCDを100枚程度制作し、各種のイベントなどで流すことを考えているという。
「水源の里賛歌」を合唱

 豊里中学校(牧孝年校長)の2年生50人が7と8の2日間、地元・豊里地区を中心にした14カ所の事業所で職場体験をした。

 同校では職場体験を毎年実施しているが、今年は校区外にある市立病院(青野町)と市消防本部(味方町)も生徒を受け入れた。職場体験の協力事業所には幟(のぼり)が立てられた。

 市消防本部には男子10人が訪問。初日、生徒たちは規律訓練や救助訓練などに励み、2日目の午前中は普通救命講習を受講した。

 午後から生徒たちは火災現場で取り残された人を救出する訓練も体験。マスクを着けてボンベを背負い、煙が充満する室内から運び出した負傷者を担架で安全な場所に運び、応急手当てを施すことに熱心に取り組んだ。

 久馬豪君と村上昌弘君は「ここに来るまで消防署での体験学習はつらくて厳しいと思っていたが、消防署の方はみんな親切で、いろんなことを教えてもらえて楽しかった。特に心肺蘇生の方法やAEDの使い方を学べて良かった。消防署での職場体験を通してチームワークの大切さを知った」と話していた。
今年は校区外の市立病院などへも

「チームワークの大切さ
消防署で知りました」

豊里中2年生50人が職場体験
豊里中2年生50人が職場体験