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2008.10.3 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

耳の不自由な人への理解を

いこいの村の山中さんが講演

中筋小放課後子ども教室の活動で
 中筋小学校の児童たちが1日、大島町の同校図書室でいこいの村聴覚言語障害センター総務部長の山中聡さんから話を聴き、聴覚障害者に対する理解を深めた。

 この日行われたのは、放課後子ども教室「中筋小学校子どもクラブ」。同クラブは毎週水曜の放課後の約1時間、地域住民と子どもが一緒に様々な活動をしている。通常は「遊び」を主に活動しているが、今回は「教養」を身に付けることを主眼に置き、講師を外部から招いた。

 山中さんは病気や事故で両耳とも聴力を失っている。山中さんは子どもらに対して「耳が聞こえなくて困ること」や「耳が聞こえなくなる原因」などについて質問。子どもたちは山中さんに分かるように、口を大きく開けて手振りも交えながら答えていた。

 また、子どもたちは「拍手」や「ありがとう」「ごめんなさい」などを表現する手話を学んだ。山中さんは、「耳が聞こえない人は外観では分かりません。自転車に乗っていてベルを鳴らしても前を歩いている人に気付いてもらえない場合、注意して運転してほしい」と呼びかけた。
いこいの村の山中さんが講演

 栗町でガラス工房「白(はく)」を構えるとんぼ玉作家、土田摩耶さん(25)が8日から25日まで、福知山市興のギャラリー喫茶「風音」で「ガラスの音」と題した初の個展を開く。

 土田さんは昭和58年、綾部市生まれ。倉敷芸術科学大学の工芸学科ガラスコースを卒業後、KOBEとんぼ玉ミュージアムに勤務していた。

 その後、帰綾して栗町で工房を開き、創作活動に励んでいる。土田さんの作品は、平成16年には第45回日本クラフト展入選、今年は日本ビーズグランプリガラス玉部門で佳作に選ばれた。

 とんぼ玉はガラス製の小さな玉で、4千年前から世界各地で作り続けられており、装飾や魔よけとして珍重されてきた。土田さんは「直径1aほどの小さなガラスの玉の中に様々な文様などが入る不思議な魅力を見てもらえれば」と話している。

 展示数は約70点。風音の営業時間は午前10時〜午後6時。日、月、火曜は定休。
栗町で工房構えて創作活動に励む

とんぼ玉作家の土田摩耶さんが
8日から初の個展「ガラスの音」

福知山のギャラリー喫茶「風音」で
とんぼ玉