栗町でガラス工房「白(はく)」を構えるとんぼ玉作家、土田摩耶さん(25)が8日から25日まで、福知山市興のギャラリー喫茶「風音」で「ガラスの音」と題した初の個展を開く。
土田さんは昭和58年、綾部市生まれ。倉敷芸術科学大学の工芸学科ガラスコースを卒業後、KOBEとんぼ玉ミュージアムに勤務していた。
その後、帰綾して栗町で工房を開き、創作活動に励んでいる。土田さんの作品は、平成16年には第45回日本クラフト展入選、今年は日本ビーズグランプリガラス玉部門で佳作に選ばれた。
とんぼ玉はガラス製の小さな玉で、4千年前から世界各地で作り続けられており、装飾や魔よけとして珍重されてきた。土田さんは「直径1aほどの小さなガラスの玉の中に様々な文様などが入る不思議な魅力を見てもらえれば」と話している。
展示数は約70点。風音の営業時間は午前10時〜午後6時。日、月、火曜は定休。
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栗町で工房構えて創作活動に励む
とんぼ玉作家の土田摩耶さんが
8日から初の個展「ガラスの音」
福知山のギャラリー喫茶「風音」で
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