あやべ市民新聞 on web 現在の位置・・ホーム>>NEWS_INDEX&PHOTO_NEWS>>2008.9>>2008.9.17
サイト内検索(since2003.11.26 一部期間は記事全文含む help
2008.9.17 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



外国人らも熱心に鑑賞

大本で「秋を愛でる夕べ」開催
 「秋を愛(め)でる夕べ」(大本本部・人類愛善会主催、綾部大本協賛会後援)が15日夜、本宮町の大本みろく殿で催され、外国人を含む400人余りの来場で風雅な行事がいっそう盛り上がった。

 同夜は神苑内に行灯(あんどん)が置かれ、幽玄さを醸し出す心憎い演出が施された。あいにくの雨で十六夜(いざよい)の月見は阻まれたが、会場の片隅には秋草が設(しつら)えられ薄茶席も用意された。

 番組構成は本居合や八雲琴、連吟、独調、素囃子、尺八、筝曲、仕舞、居囃子、舞囃子など。来場者の中で目を引いたのは英、仏、伊など欧州10カ国から来た一行40人。大本が大切にする伝統芸能を研究する団体で、4回目の来訪とあって正座をする人もあり熱心に鑑賞していた。
秋を愛でる夕べ

 西方町の藤波神社(大槻修総代)の鳥居が老朽化したのに伴って木製から高さ3・6メートル、幅5メートルの石造りに新調された。15日には総代や自治会関係者らで完成を祝う「清め祓(はら)い式」が行われた。

 同神社の拝殿前の鳥居は昭和63年にヒノキを使って建立された。しかし、20年の間、風雨にさらされ傷みがひどかったため、新たに石造りのものを建立することにし、平成16年から氏子らが資金の積み立てをしていた。

 式の締めくくりに際して、大槻総代は「念願だった石造りの鳥居が完成したのは、地域の人たちの努力のおかげ。今後は西方町の発展と平安を祈りながら、この鳥居を守っていきたい」とあいさつした。
念願の石造り鳥居が完成

西方町の藤波神社

氏子ら参列し喜びの「清め祓い式」
西方町の藤波神社