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2008.9.12 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



上原清月堂 18日に新装開店へ
本町4丁目
和菓子店らしい和風のデザインで

府の「まちなか商店街再生特別融資」
第1号の融資を受けて
 本町4丁目の和菓子店「上原清月堂」(上原淳司さん経営)が店舗の改装工事をほぼ終え、18日に新装開店することになった。今回の改装工事は設備投資に重点を置いた融資制度を活用したもので、府が今年4月に中小企業向けの融資としてメニューに盛り込んだ「まちなか商店街再生特別融資」の第1号の融資。

 同店はクリーム色を基調にした外観にし、瓦屋根のひさしや黒い格子を施すなどして、和菓子店らしい和風のデザインにリニューアルした。

 同融資は中心市街地の活性化を促すため、市町ごとにエリアを決めて、エリア内で新たに開業する商店や既存の商店が設備投資を行う場合に有利な条件で融資を行うもの。

 制度は4月から始まったが、エリア設定の話し合いなどに時間を要し、7月に確定した綾部市がエリア決定1号の市となった。

 市のエリアは綾部駅を中心とした93ヘクタールほどの範囲となっており、この範囲内に立地する商工業者であれば、融資を受けることが出来る。

 融資限度額は企業が8千万円、組合が1億6千万円。このうち、70%が設備投資資金という条件がある。利率は年1・9%だが、1千万円の融資までなら市の「中小企業振興利子補給制度」が活用できるため、実質1・4%で借りられる。

 府や市は、中心市街地活性化の観点からもこの制度を多くの業者に利用してほしいと考えており、金融機関などとともに利用を呼びかけている。

 問い合わせは、京都銀行綾部支店か京都北都信用金庫の各支店へ。
上原清月堂

 川糸町の綾部高校(下川篤校長)の東分校で11日、恒例の「秋の即売会」が始まった。11月6日までの毎週木曜午後3時半から行うことにしており、初日は販売開始前から、お目当ての品物を買うため、近所の人たちの行列が出来た。

 即売会は平成13年に始まった。春と秋の年2回、生徒が育てた野菜や花、農産加工品を生徒自身が市価より安く販売している。

 即売会を開くことにより、生徒は生産から加工、販売までを系統的に学習できるほか、地域の人たちと生徒との交流もできるなどのメリットがある。

 この日、即売されたのはカボチャやナス、無臭ニンニク、シュークリーム、カステラ、クッキーなど25品。

 最も人気があるのは「綾高カステラ」で、先頭に並んでいた女性も「とてもおいしいので、カステラを目的に来ました」と話していた。
人気の「綾高カステラ」や野菜など出品

東分校で「秋の即売会」スタート
東分校で秋の即売会