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2008.8.27 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



「やな」復活

資金難から昨年は設置見送り

2年ぶり下原町の由良川に

7日と21日には「まつり」も開催
 下原町の由良川左岸に2年ぶりに「やな」が復活した。9月1日から30日までは、以前のように観光やな漁の見学が出来る。

 やなはあやべ山家観光やな漁保存会(林重雄会長)が設置したもの。山家の「観光やな」は平成4年、長年途絶えていたやなを復活させ、綾部をPRしようと山家商工繁栄会が実施。その後、実施主体が同保存会に変わり、18年まで15年間にわたって行われた。

 しかし、やなの設置費用やイベント中の人件費など費用の工面が難しくなり、資金難から昨年の設置を見送った。

 今年は府が昨年度から行っている「地域力再生プロジェクト事業」により、経費の3分の2の補助が決定したことから開催にこぎつけた。

 7日には「やなまつり」も復活。神戸市や香川県さぬき市から約300人が訪れる。また、21日には「あゆまつり」も行われる予定で、あゆの塩焼きやあゆご飯などを楽しむことが出来る。
「やな」復活

 市は25日から、「おなかひっこめ大作戦」をテーマにした今年度の健康教室「健康食を楽しむ会」をスタートさせた。市内12会場で午後7時から2時間行われるこの教室では、料理の試食などを通してカロリー面を考えた日常の食事方法などをアドバイスするとともに、メタボリックシンドロームに着目した特定健康診査を受けることなどを呼びかけている。

 25日は中筋と奥上林の2地区で行われ、うち中筋地区の大島町の市ふれあいセンターでは約30人が参加。教室では、血糖値の測定やオリエンテーションなどのあと、参加者たちは食生活改善推進員が調理した「ヘルシーメニュー」を試食した。

 メニューは、「豚肉のトマト煮」と「賀茂なすのオイル焼きあんかけ」、そしてご飯とブドウ。旬の野菜も使いながら、561キロカロリーに抑え、見た目も食欲をそそる料理を、参加者たちは味わった。

 食事のあと、市保健推進課の職員が同じ食材でも調理の方法によってカロリーが異なることをクイズ形式で紹介。また、大さじ1杯分の油のカロリーがキュウリ10本分、ミニトマト75個分に相当するなども説明した。

 続いて、内臓脂肪型と皮下脂肪型の肥満の違いや、内臓脂肪の蓄積によって高血糖や高血圧などを招き、生活習慣病につながる危険性があることを市職員が解説。重症化する前に体の異常を早期に発見し、改善するために、「家族そろって健診を受けてほしい」と述べた。

 このほか教室では、室内でも簡単にできる体操も指導された。
「おなかひっこめ大作戦」

市主催の今年度の健康教室スタート

ヘルシー食の試食も

“メタボ健診”受診も呼びかけ
おなかひっこめ大作戦