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2008.8.20 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



大賀ハスが いま見ごろ

白道路町の極楽寺
 白道路町の臨済宗極楽寺(伊藤裕康住職)で栽培されている珍しい大賀(おおが)ハスが今、見ごろを迎えている。見ごろは今週末まで。

 大賀ハスは、昭和26年に千葉市検見川(現・千葉市花見川区)にある東京大学検見川厚生農場の落合遺跡で発掘された、今から2千年以上前のハスの実から発芽・開花したもの。植物学者の大賀一郎博士が開花させたことからこの名前が付いている。

 同寺の檀家の一人が千葉市在住であったことから偶然、このハスの株を手に入れて、今から25年ほど前に同寺に寄進した。

 例年は7月中に見ごろを迎えるという同寺の大賀ハスだが、今年は花の生育が1カ月ほど遅れた。

 原因について伊藤住職は「花の生育が良すぎて、ハス田に対して株の量が多すぎるようになったため、2年ほど前から肥料の量を減らしており、もしかしたらその影響が出ているのかも」と話している。

 しかし、お盆のころから、数十個の花がハス田の至る所で咲くようになり、墓参に訪れた人の目を楽しませた。

 「1カ月遅れもそういう意味では良かったのかも知れない」と伊藤住職は話している。
大賀ハス

 市内を中心にした企業の会社説明会「あやべ就職フェア」が18日、西町1丁目のI・Tビルで開かれ、大学などの来春卒業予定者や一般の求職者ら合わせて120人が訪れた。

 主催は市と綾部商工会議所、ハローワーク綾部、府中丹広域振興局、京都ジョブパーク北部サテライトの5団体で組織する連絡会議。

 就職フェアは平成17年から8月に開催されている。昨年と同様にお盆明けに開催した今年は37事業所が参加。各事業所はブースを設け、担当者が会社の概要などについて説明していた。

 この日、午後1時〜同4時に来場した120人の内訳は学生が38人、一般が82人。総数は昨年と比べると30人ほど減った。

 市商工観光課によると、景気が悪いと企業は採用を控える傾向にあるが、ここ数年は団塊の世代の大量退職に伴って人材を確保するために採用枠を広げている企業が国内で全体的に増えているという。
37事業所がブース設け
あやべ就職フェア開催

学生38人、一般82人来場
昨年より30人下回る
あやべ就職フェア