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2008.8.18 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



18連450人余りが「ヤシトコセー」

西町で盛大に「あやべ盆おどり大会」開く
 第34回「あやべ盆おどり大会」が16日夜、西町アイタウン1・2番街(西町1、2丁目)で開かれ、綾部藩の時代からの伝統を受け継ぐ綾部踊りの「ヤシトコ、ヤシトコ、ヤシトコセー」の歌の文句に合わせて踊る市民らが去り行く夏の夜のひとときを楽しんだ。

 開会式では、同大会実行委員長の西村之宏・市観光協会会長が「370年以上の歴史と伝統のある綾部踊りは他の町にヒケをとらないもので私たちの誇り。これを絶やすことなく守り継いでいきたい」とあいさつ。四方八洲男市長も伝統行事を支える人たちに感謝する祝辞を述べた。

 このあと、通りでは民謡グループ「みやび会」の囃子(はやし)に合わせて綾部踊り保存会や市役所、京都北都信金、南・北西町など18連の合計450人余りが、そろいの浴衣姿などで踊りを楽しんだ。

 また路上には、大本通り商店街が綾部小学校の児童の絵を使って制作した行灯(あんどん)58個が置かれ、祭りムードを盛り上げていた。
あやべ盆おどり大会

 旧綾部町内の10カ寺で構成する綾部町区仏教会(会長=姫坂祥仁・心田院住職)は16日夜、並松町の由良川河畔で「精霊おくり」(川施餓鬼会)を営み、参列した各寺院の檀家の人たちが先祖の追善供養をした。

 この伝統行事は午後7時から始まり、早朝から受け付け、回向された多くの水塔婆が対岸まで船で運ばれ、点火された。川面に赤や青、黄色の灯籠(とうろう)500個が流される中、観音経に続いて金剛、花園両流派の御詠歌のお供えがあり、お盆ならではの宗教行事の幽玄さを漂わせていた。
由良川河畔で「精霊おくり」

綾部町区仏教会
精霊おくり