水生生物が“引っ越し”
鍛治屋町ほ場整備を控えて
子らも網持ち、手伝い
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近く始まるほ場整備工事を前に、施工地域内に生息する水生生物を守るため10日、鍛治屋町で水生生物の引っ越しが行われた。
同町自治会(山下民雄会長)が住民に呼びかけて行ったもので、参加者は大人から子どもまで約30人。参加者らは網を手に水田脇の水路などに生息するタニシやカワニナ、メダカなどを捕獲した。
水路には今では珍しいくなってきたメダカが多く生息しており、子どもたちは歓声を上げながらメダカ捕りに夢中になっていた。
捕獲した生物は、既にほ場整備が完了した地域の水路に放した。
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