パイナップル“挿し木”
3年たって初めて結実
小貝町の村上定夫さん宅
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小貝町の村上定夫さん (78) 宅で、 鉢植えのパイナップルに実がなった。 市販のパイナップルの実の冠芽部分を植えてから3年。 今年初めて結実したことに村上さんは喜んでいる。
自宅で様々な花を栽培している村上さんは、 栗町に住む親類からパイナップルの葉を挿し木しておくと根付くことを聞かされた。 そこで3年前、 自宅で食べたパイナップルの 「頭をはっつらって植えた」。
肥料は油かすをやり、 夏場は鉢を外に出し、 冬場はビニールハウス内に入れるなど温度管理に気を付けながら育てた。 パイナップルの根は張ったものの、
あまり大きくならない状態のまま歳月が過ぎた。
今年になって葉の間に小さな実が出来ているのが分かり、 その後、 実は日差しを浴びて徐々に大きくなった。 実は現在、 高さ15センチほどになり、
表面も黄色に色づいた。
村上さんは 「この実を食べたあとも、 また植えて育てたい」 と話していた。
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