民間企業に勤務する若者を中堅技術者に養成するために工業の基礎教育を行っている綾部工業研修所(所長=斎藤正幸・日東精工取締役)の42期生の卒業式が1日、とよさか町の綾部工業団地交流プラザであった。
同研修所は昭和41年に設立されたもので、42期の卒業生は機械科30人、電気科15人の計45人。これで、卒業生の累計は1338人となった。
研修生らは週に1回、約2時間の授業を1年間にわたって受けており、出席率が8割以上で、卒業研究として現場に適用したレポートの提出など、卒業には厳しい基準がある。
卒業式では斎藤所長のあいさつのあと、全員に卒業証書が手渡されたほか、優秀なレポートの提出者には賞が贈られた。
その後、卒業生代表の河原司さんが「週1回1年間の勉強は長いようでしたが、実際にはまだまだ時間が足りなかったというのが実感です。今後は研修所で学んだことを実践し、所属する企業に貢献するともに、地域発展につながるよう頑張っていきたい」と答辞を述べた。
卒業生は次のみなさん。
機械科=河原司、福岡典之、井田光介、波多野光、芦田竜夫、高橋広之、仲古谷佑樹、尾池貴宏、田井明之、吉田義教、井上功治、下地直樹、東山将英、北川翔平、吉﨑勝宏、友繁正司、一柳文清、平岡直也、杉本雅弘、井浦敬太、和久瞬也、上原豪輝、新井五樹、塩見章行、笹田将太、中村哲哉、中田裕也、安村拓也、山内哲也、阿部仁、佐々木力、陣内拓也▽電気科=成田承平、福岡典之、吉田淳一、太田将史、山田正好、澤山栄治、大角輝、芦田良夫、迫田祐一郎、大槻晋義、米倉弘貴、村上克比虎、本田裕之、大槻学、室川明彦
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企業にも地域にも貢献したい
綾部工業研修所で第42期生の卒業式
機械科30人、電気科15人巣立つ
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