今年の半年間の罪やけがれを取り除くとともに、残り半年間を無事に過ごすことなどを祈願する「大祓(おおはらい)祭」が6月30日、市内の神社でも行われた。
上野町の若宮神社(四方義規宮司)では、総代らが作った直径約3メートルの「茅(ち)の輪」が境内に設けられた。約50人が参列する中、神事が厳かに執り行われたあと、参拝者たちは「ソミン、ショーライ」という言葉を唱えながら、茅の輪を3回くぐった。また、参拝者には同神社が用意した茅草が授与された。
高倉町の高倉神社(四方幸則宮司)の祭事には、吉美地区の各種団体の代表ら約20人が参列。参道に設けられた茅の輪をくぐって本殿に入った参列者たちは、「大祓詞(ことば)」を唱和した。
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茅の輪くぐり無病息災など祈願
若宮神社(上野町)や
高倉神社(高倉町)で「大祓祭」
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