子らが牛乳パックで紙すきや
廃食油でろうそく作りを体験
市天文館・パオが「環境フェスタ」開催
市環境市民会議と共催で
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里町の市天文館で21日、「環境フェスタ」が開かれ、来場した子どもらは牛乳パックを使った紙すきや廃食油を使ったろうそく作りなどを体験した。
「環境月間」(6月)にちなみ、天文館では昨年から市民グループ「市環境市民会議」(高澤弘明会長)と一緒に、リサイクル作品の製作などを通して環境問題について考える同フェスタを催している。
この日、館内には紙ひもを使った工作や紙すき、ろうそく作りのコーナーが設けられた。ろうそく作りのコーナーでは同グループの会員から指導を受けながら、来場者は鍋で温めた食用油に固化剤のほか、好みの色のクレヨンを削って入れるなどの工程を経て、オリジナルのろうそくを完成させていた。
屋外では、太陽光の熱を活用した調理器「ソーラークッカー」の実演も行われた。この器具は同グループが用意したもの。この日は午後から雨は降らなかったものの曇り空となったため日差しが弱く、なかなか調理までには至らなかった。
また、来場者にはゴーヤの苗を配布。直射日光を繁茂する植物によって遮り、夏場に室内の気温を下げるのに効果がある「グリーンカーテン」についてPRした。
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