電子機器などに使用されるプリント基板などを製造する京セラSLCテクノロジー京都綾部工場(味方町)の社員らが3日、有岡町の吉美小学校(大槻茂夫校長)を訪れ、4年生41人に「環境出前授業」を行った。
同校を訪れたのは同社環境安全課の石田達也さんと総務課の倉橋白峰さんの2人。2人はプロジェクターを使って地球温暖化の原因などを説明したあと、太陽電池の仕組みを解説。原料であるシリコンの実物を児童らに見せた。
その後、児童らは太陽電池を使い、太陽に見立てた白熱灯で模型のソーラーカーを走らせたり、電子オルゴールを鳴らしたりした。児童の一人は「シリコンを初めて触ったけど磁石みたいだった」と感想を話していた。
同社の「環境出前授業」は今後、中筋小と綾部小でも行われる。
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分かったよ 太陽電池の仕組み
京セラが吉美小で「環境出前授業」
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