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2008.6.4 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



第3セクター会社「緑土」が製造・販売

山ぶき昆布の主原料
自生ヤマブキを集荷

目標上回る1.1トンを仕入れ
約1カ月間で地元住民らが持ち込む
 第3セクター会社「緑土」(矢野正彦社長)が製造・販売している「山ぶき昆布」の主原料となるヤマブキの今季の仕入れが3日で終わった。5月10日以降、地元の奥上林と中上林両地区の住民らに自生のヤマブキの出荷を広く呼びかけたところ、目標の1dを超える約1・1トンが集まった。

 同社は昨年、「水源の里」の特産品として地元産のヤマブキを使った「山ぶき昆布」を開発した。10月末からは同社が経営する睦寄町のあやべ温泉のほか、大阪の阪急百貨店などでも販売を開始。好評となっている。

 同社は、使用するヤマブキを「アク」が強い自生のものにこだわっている。今年はオフトークを通じて住民らに出荷を求めた。同社は細かな規格を設けず、買い取り価格を一律1キロ当たり550円にした。「ちょっとした小遣いになる」と、高齢者からの持ち込みもあったという。

 仕入れたヤマブキは、早速、睦寄町にある加工施設「ふるさと味あやべ工房」で水洗いして切り、塩漬けにされた。約半年間、塩漬けしたヤマブキは「山ぶき昆布」に加工される。
ヤマブキ収穫

 市消防団(出口則明団長)の今年度の団長点検が1日から始まった。初日の団長点検を受けたのは西八田分団と山家分団で、今後は8日から7月6日までの日曜日に2分団ずつ団長点検を行う。

 1日に岡安町の西八田小学校校庭で行われた西八田分団の団長点検では、四方文宏分団長を始め53人が集結。吉崎宏・西八田地区自治会連合会長や大道恒男・市消防長、府議、地元選出市議ら来賓の前で1カ月に及んだ基本ポンプ操法や規律訓練などの厳しい訓練の成果を披露し、出口団長らの採点を受けた。

 今後の各分団の団長点検日程は次の通り。かっこ内は会場名。各日とも開始時刻は午前が9時、午後は1時半。

 【8日】午前=綾部(綾部小)▽午後=豊里(旧豊里小)【15日】午前=物部(物部小)▽午後=奥上林(奥上林研修センター)【22日】午前=口上林(東部グラウンド)▽午後=志賀郷(志賀小)【29日】午前=東八田(八田中)▽午後=中上林(上林中)【7月6日】午前=吉美(吉美小)▽午後=中筋(中筋小)
「団長点検」始まる  市消防団

7月6日まで計12分団で

厳しい1カ月の訓練成果を披露
団長点検