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2008.5.21 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



市工業団地は残り2区画に

市と関西丸和ロジスティスクが借地契約

物流センター増設に伴って
 下八田町に本社を置く総合物流業の関西丸和ロジスティクス(和佐見勝会長)が桜が丘3丁目の市工業団地に新たに用地を確保することになり20日、市と用地の定期借地権設定契約を結んだ。同社が契約した用地は7163平方メートルで、従業員の車や配送用トラックの駐車場として活用するという。

 市役所で行われた調印式には同社から田中文和専務が出席。公証人立会いのもと、10年間の事業用定期借地権設定の契約書に調印をした。

 同社は5年前に同工業団地に約2万平方メートルの用地を確保。ここで2階建て延べ約6600平方メートルの物流センター「アズコム・ロジスティクスAyabe」を稼働させている。この物流センターは、冷蔵、冷凍、常温の3種類の温度に対応できる最新型の物流センターで、府北部エリアの京都生協の配送、仕分けなどを請け負っている。

 しかし、今後も配送量の拡大が見込めることから、物流センターの駐車場として活用している用地に約3300平方メートルの増築を計画。駐車場の代替用地として新たな用地を確保した。

 計画では来年春頃までに新物流センターの設計を終えて着工、秋頃の稼働を目指している。将来は下八田町の国道27号沿いにある本社を物流センター内に移す考えで、これも見越して用地を確保したとしている。借地料は年間約420万円。

 田中専務は「ガソリン高騰などで物流業界は厳しい経営環境下にあるが、サービスで勝負すれば取扱量は増えるはず。新物流センターでこれまで以上にサービスを充実させたい」としている。

 今回の契約締結により、同工業団地は14区画中、12区画で分譲または定期借地権設定契約を終えたことになる。残る2区画について市商工観光課は「全力で企業誘致に取り組み、なるべく早い段階で全区画の分譲を終えたい」と話している。
市長と田中専務が握手

 寺町にある畑で20日、綾部幼稚園(中村紀美代園長、42人)の園児と綾部小学校(村上力校長)の1年生(112人)が一緒にサツマイモのつる挿しを体験した。

 つる挿しの指導に当たったのは四方正己さん(72)=味方町。四方さんは5年前から同園のサツマイモ栽培に協力している。今年も土作りから畝作り、マルチ張りといった作業を行い、つる挿しの準備を整えた。

 心配されていた雨も降らず好天に恵まれる中、徒歩で現地にやって来た子どもたちは約2アールの畑に入り、鳴門金時のつる400本を丁寧に植え付けた。このあと、子どもたちは持参したペットボトルや紙パックに水を入れ、「大きなおイモができますように」と願いながら水やりをした。

 同園などでは10月に掘り出したイモを使った収穫祭を予定している。
綾部小児童と幼稚園児ら
サツマイモつる挿し体験

味方町の四方正己さんの協力を得て
サツマイモのつる挿し