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2008.5.2 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



水源の里の理念を全国に

全国連絡協が情報誌「水の源」創刊

基金の募金箱も製作
 全国水源の里連絡協議会 (会長=四方八洲男市長、 155自治体) は1日、 水源の里の理念を全国に展開していくことなどを目的とした情報誌 「水の源(みなもと)」 を創刊した。 当面は年4回、 4千部を発行し、 各集落の情報を全国に発信する。

 創刊号の情報誌はA4判20ページ建てで多色刷り。 「水源の里」 住民と四方市長との座談会のほか、 福井県若狭町熊川宿のウオークルポ、 徳島県佐那河内村と山形県小国町などの紹介、 協議会の取り組み、 今秋に第2回シンポジウムを開く福島県喜多方市の様子などが掲載されている。 編集は市民などで構成する編集委員会 (町井且昌委員長) が担った。

 四方市長は、 「将来的には発行部数を1万部ほどに増やし、 影響力のあるものにしたい」 としている。 1部300円で年間購読料は1千円 (送料込み)。 購読の申し込みは同協議会の各加盟自治体のほか、 同協議会事務局 (八津合町の上林いきいきセンター、 54・0095) へ。

 同協議会はまた、 活動の趣旨に賛同する人のための 「全国水源の里基金」 の募金箱を製作した。 大小2種類あり、 国などの行政機関のほか、 加盟自治体に大5個、 小10個を送った。 募金額の半額は各自治体での活動費に充て、 半額は全国的な取り組みに使用する予定。
情報誌「水の源」(左)と募金箱

 駅前通のあやべ協立診療所デイサービスに通うお年寄りらが長寿を願ってそのシンボルである 「鶴」 と 「亀」 の大きな置物を作った。 新聞や古布を使って作った土台に障子紙などをちぎって張り付けたもので、 通所するお年寄りらの人気を集めている。

 同デイサービスには1日平均10人のお年寄りが利用しており、 通所者の手先の運動訓練のため、 今年1月頃から作り始めた。 鶴は高さ約170センチ、 亀は2体作っており、 大きい方は甲羅の直径が約80センチ、 小さい方は同約40センチのサイズ。

 制作にかかわった味方町の西村乃婦枝さん (95) は 「思っていたより出来が良く、 自分で感心しています」 と話していた。
長寿のシンボル「鶴」と「亀」お目見え

駅前通のあやべ協立診療所

通所者らが置物作る
通所者の人気を集めている鶴と亀