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2008.4.4 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



お寺を気軽に来てもらえる場に

「いきいき羅漢クラブ」始動

味方町の宝住寺

初回は花まつりの法話
 味方町の臨済宗宝住寺 (河野義方住職) は、 今年4月から 「いきいき羅漢クラブ」 と名付けた活動をスタート。 1回目となる3日は、 「花まつりと法話の会」 が行われた。

  「お寺を気軽に来てもらえる場にしよう」 と同寺は数年前から、 9月に 「お月見プチコンサート」 を本堂で開催している。 また、 昨年に檀家を対象にした写経会などを催したところ好評で、 今年度からは檀家だけに限らず、 広く市民らに参加を呼びかけた活動に取り組むことにした。

 釈迦(しゃか)の生誕を祝う 「花まつり」 (4月8日) をテーマにした初日は、 15人が参加。 法話では 「花まつり」 で仏像に甘茶を注ぐ由来などについての解説があったあと、 法要が営まれ、 「釈迦如来御誕生御和讃」 と 「釈迦如来御誕生御詠歌」 を唱和した。

 河野住職は 「仏教はとっつきにくいと思われがちだが、 身近な行事などを通して仏教への理解が深まるようになれば」 と話している。

 同寺では今後、 坐禅会や写経会、 法話会などを計画することにしている。 問い合わせは同寺 (42・1139) へ。
ご詠歌などを唱和した

 和紙ちぎり絵しゅんこうの認定講師、 四方ハツ子さん=上野町=からちぎり絵を習っている人たちのうち、 物部と志賀郷両地区に住む女性6人による初めての合同作品展が、 13日から物部町の 「レストカフェ&ギャラリー南天」 で開かれる。

 出品するのは、 金河内町の志賀千鶴子さん、 物部町の人見典子さんと坂根はる代さん、 水野操子さん、 篠田町の榊原厚子さんと石角喜代美さん。 6人は四方さんが市民ホール (宮代町) と市清山荘 (里町) で開設している教室に通っている。

 ちぎり絵を始めて23年になる志賀さんが同店での作品展を当初、 個人的に予定していた。 志賀さんは市民ホール教室の仲間のほか、 清山荘の教室生の中で物部と志賀郷地区の人にも参加を呼びかけ、 合同展を催すことになった。

 出品する6人は、 ちぎり絵を習い始めて3年ほどの人から20年を超える人までで、 最高齢者は94歳の坂根さん。 それぞれがこれまで作った大小様々な作品を展示する。 最も大きい30号の作品は京都・上賀茂神社の斎王桜をモチーフにしたもので、 人見さんが約1カ月かけて仕上げた。

 志賀さんらは 「ちぎり絵作りは1日2時間もすると、 目も疲れるし、 肩も凝る。 それでも作品が出来上がった時の喜びが大きい」 と話している。

 作品展は13日から25日まで。 開催時間は午前9時半〜午後6時。 水曜は定休日。
ちぎり絵を学ぶ6人が初の合同展

物部町の「南天」で
出展者たち