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2008.4.2 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



音楽や照明、映像などで癒しの効果

市立病院に府内の病院で
初の分娩支援システム導入
 市立病院 (青野町、 白方秀二院長) の産婦人科病棟LDR室の1室にこのほど、 お産の状況に合わせて音楽や照明、 映像などで緊張や不安、 苦しみを和らげる分娩(ぶんべん)支援システム (BSS) が整備された。 より高い癒し効果が得られる画期的システムで、 府内の産婦人科病棟では公立、 私立を通じて初めての導入。

 同病院では6年前、 陣痛時から分娩、 回復までが一つの部屋で出来るLDR室2部屋を府北部で初めて整備したが、 今回はこれに加えて3628万円の事業費を投入して病室をLDR室に改造すると同時に、 最新式の分娩支援システムを設けた。

 近年は全国的に産婦人科医の不足が社会問題化しているが、 綾部市では4月から民間の由良産婦人科医院で親子3人の産婦人科医がそろったほか、 市立病院では平成19年度から常勤医が1人増えて3人になるなど明るい話題がいっぱい。

 そんな折、 市立病院では産婦人科病棟整備に伴って今回、 従来の公立病院の枠にとらわれず妊婦、 医師の双方に魅力ある取り組みを進めた。 分娩支援システム付きの新LDR室の使用料金は従来のLDR室の約2倍に当たる1日1万6千円となっている。
分娩支援システム

 東山今昔写真の会 (有道大作会長) は3月30日、 「横峠越え」 と題して旭町から安国寺町に通じる山道約4キロのウオーキングを行い、 会員らがかつての 「京街道」 の一部の散策を楽しんだ。

 この日の催しは同会の年度末総会の一環として催され、 有道会長のほか女性3人を含む会員9人と、 子どものころ横峠をよく通ったという案内役の岩ア孝さん (79) =旭町=の計10人が参加した。

 一行は午前9時半に旭町公会堂前を出発。 沿道には茶屋跡や尼寺跡、 道標、 FMいかるの送信塔のほか、 爪楊枝の材料になるクロモジの木や咲きかけたヤマザクラなどもあり、 観賞したりカメラに収めたりしながら 「歴史街道」 巡りを満喫した。 同11時半ごろに安国寺町側のふもとに到着したあと一行は、 東山町公民館に車で戻り、 20人余りが参加した総会へと移った。
「横峠越え」で歴史散策

東山今昔写真の会
横峠に向け出発