懇談会では住民から意見や要望も
東綾中でも「出前教育委員会」
市教委が1月の上林中に続き2回目の開催
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東山町の東綾中学校家庭科室で25日、 「出前教育委員会」 という催しがあった。 これは、 これまで市庁舎内で行われてきた市教育委員会 (藤野絹枝委員長、 5人) の定例会議の様子を住民らに公開しながら、 市内各地で開催する新たな取り組み。
今年1月に上林中学校を会場に初めて行われたのに続き、 2回目となった東綾中での出前教育委員会には校区の山家、 口上林両地区の住民ら14人が来場した。
会議では事務局職員らが 「アートフェスタ」 や人権教育講演会などこの1カ月間に行った市教委関連の事業結果などを委員たちに報告した。 また、 新年度から新規事業として計画している 「ふるさとに誇りを教育推進事業」 について委員から活発に意見が出された。
会議のあとの懇談会では、 「小学校の統合で口上林に小学校がなくなっため、 住民の子どもに対する関心が薄くなった」 「山家幼稚園の閉鎖によって就学前の子どもの姿が見えなくなった」 といった発言が住民からあった。
東綾小と東綾中の児童・生徒数の減少に対して、 校区の見直しなどの新たな施策を要望する声も上がっていた。
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