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2008.2.27 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



懇談会では住民から意見や要望も

東綾中でも「出前教育委員会」

市教委が1月の上林中に続き2回目の開催
 東山町の東綾中学校家庭科室で25日、 「出前教育委員会」 という催しがあった。 これは、 これまで市庁舎内で行われてきた市教育委員会 (藤野絹枝委員長、 5人) の定例会議の様子を住民らに公開しながら、 市内各地で開催する新たな取り組み。

 今年1月に上林中学校を会場に初めて行われたのに続き、 2回目となった東綾中での出前教育委員会には校区の山家、 口上林両地区の住民ら14人が来場した。

 会議では事務局職員らが 「アートフェスタ」 や人権教育講演会などこの1カ月間に行った市教委関連の事業結果などを委員たちに報告した。 また、 新年度から新規事業として計画している 「ふるさとに誇りを教育推進事業」 について委員から活発に意見が出された。

 会議のあとの懇談会では、 「小学校の統合で口上林に小学校がなくなっため、 住民の子どもに対する関心が薄くなった」 「山家幼稚園の閉鎖によって就学前の子どもの姿が見えなくなった」 といった発言が住民からあった。

 東綾小と東綾中の児童・生徒数の減少に対して、 校区の見直しなどの新たな施策を要望する声も上がっていた。
出前教育委員会

 上野町の綾部小学校で25日、 同小学校校区の 「子ども見守り隊」 とPTA会員の交流会が催された。 日ごろの見守り隊の活動に感謝するとともに、 隊員らの感想を聞いて今後の活動に生かしていくのが狙い。

 見守り隊は登下校時に通学路に立ち、 声かけや安全確保の活動をしており、 同校には約300人が隊員として登録している。 交流会には見守り隊隊員とPTA会員ら約30人が参加。 参加者は授業参観をしたあと、 懇親を兼ねて給食を試食した。

 その後の懇談会では、 隊員から 「毎朝、 子どもにあいさつをするようになって、 家庭内でもあいさつを交わすようになった」 「通学中の子どもたちはあいさつを返してくれるが、 大人に声をかけても無視される」 などの意見が出ていた。

 最後に児童代表が 「みんながいつも安全に通学できるよう気を配って頂き、 ありがとうございます。 元気に登校できるのは多くの人に支えてもらっているおかげだということを忘れずに、 これからも自分自身を大切にしていきたいです」 と感謝の言葉を述べた。
日々の活動に感謝の意も込めて

「子ども見守り隊」とPTA会員が交流会

綾部小学校
一緒に給食を試食した