あやべ市民新聞 on web 現在の位置・・ホーム>>NEWS_INDEX&PHOTO_NEWS>>2008.2>>2008.2.25
サイト内検索(since2003.11.26 一部期間は記事全文含む help
2008.2.25 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



都市住民が1泊2日でモニターツアー

紙すき、そば打ち、民泊好評

受け入れサービスに改善の余地
 京都や大阪などの旅行会社や雑誌編集の関係者、 京都市内の外国人留学生ら約20人によるモニターツアーが、 21日から1泊2日の日程で綾部市内で行われた。

 このモニターツアーは、 綾部と福知山、 舞鶴3市で組織する中丹地区広域市町村圏協議会が企画したもの。 京都市には年間約4840万人の観光客が訪れるが、 中丹地区は約260万人にとどまっている。 府北部での観光振興策を探る一環として、 モニターツアーを実施し、 無料で招待した参加者から感想や意見を聞くことにした。

 一行は初日、 大本長生殿や古い町家を活用した店舗、 グンゼ博物苑、 安国寺などを見学したあと、 市里山交流研修センターへ移り、 同センターなどに宿泊。 翌日は黒谷和紙工芸の里 (十倉名畑町) での紙すきや、 市観光センター(八津合町)で手打ちそばを体験した。

 同センターでは自分たちで作ったそばを食べたあと、 意見交換が行われた。 外国人留学生は 「紙すきとそば作りは思い出に残った」 「農家民泊では家の人といろんな話ができ、 別れるのが寂しかった」 といった感想を述べていた。

 他の参加者からは、 国宝の光明寺二王門や大トチの木、 黒谷町などの訪問を望む声が複数から出ていたほか、 「土産を買おうと思ったが、 綾部らしい物がない」 や 「観光客を受け入れる側のサービスに改善の余地がある」 という指摘もあった。

 また、 「綾部だけでなく、 舞鶴などの含めた観光ルートを考えるべき」 「食事はその土地の特色があるものにすべき」 といった意見や、 綾部市内での各分野の名人を柱にしたツアーを提案する人もいた。
そば打ちも体験

 栗町の豊里保育園 (久木和子園長) で21、 22日の2日間、 園児らが1年の間に製作した絵画や工作などの作品展が開かれた。 同園では1年の総まとめとして毎年、 この時期に作品展を開催しており、 園児を迎えに来た保護者らが作品に見入っていた。

 同園には0〜5歳児の102人が通っており、 クラス別に1年を通してテーマを決め、 作品作りに取り組んでいる。

 このうち、 絵本の読み聞かせに力を入れているクラスでは、 約50センチ×約1メートルの大きさの紙を使用して作った 「大きなかぶ」 の絵本や、 子どもたちに人気がある絵本 「はらぺこあおむし」 の主人公、 青虫を想像力を働かせて描いた絵画などが展示された。

 訪れていた保護者は 「子どもの1年の成長過程が作品を通じて分かるので、 毎年楽しみにしている」 と話していた。
園児らの力作飾り作品展

豊里保育園
豊里保育園で作品展