ビジネスチャンス広げたい
府工業団地視察し立地企業と交流会
綾部鉄工工業協同組合
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綾部鉄工工業協同組合 (大槻浩平理事長) と府綾部工業団地立地企業との交流会が21日、 とよさか町の交流プラザであった。 立地企業と同組合の加盟企業が交流を深めることで、 市内への発注が増えればと昨年度から開いているもので、 今回が3回目の交流会となる。
昨年度の統計によると、 同団地立地企業から市内の企業への下請け発注は全体の34%で、 5割以上は京阪神へ発注している。 同組合と綾部工業団地振興センターはともに、 この割合を増やしたいと考えている。
しかし、 協同組合側は立地企業にどのようなニーズがあるのか把握できず、 立地企業側は市内の企業の技術レベルが分かりにくいなどの課題があり、 互いをより理解するために工場を相互視察している。
この日は協同組合から12社14人、 立地企業側から15社20人が参加。 片山化学工業研究所綾部工場とカワイ電線京都工場を視察したあと、 交流プラザで名刺交換をするなど、 ビジネスチャンスを広げていた。
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