「給食記念日」の24日、市内の小・中学校で地元の農家グループなどが生産したハクサイを使った同一メニューの給食が出された。志賀郷町の志賀小学校(川村洋子校長、59人)では、日常的に同校へ給食用の野菜を納入しているコスモスグループのメンバー2人が2年生11人と一緒に給食を味わった。
農産物の地産地消の推進などを目的に、市や市教委などは昨年1月から「あやべ丸ごといただきます あじわいランチの日」と名付けた事業を始めた。5回目となったこの日は、「クリーム煮」に使用するハクサイが10小学校と4中学校で合せて約230キロが用意された。
志賀小で給食を食べたコスモスグループの麝嶋美恵子さん(65)は、「私たちのころの給食はパンと脱脂粉乳だった。今の給食は栄養のバランスも考えられており、とてもおいしい」と話していた。
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給食の食材に地元産の野菜
市内14小・中学校で「あじわいランチ」
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