24日に初めて「初天神の宵宮」
駅前通の綾部天満宮
多くの参拝を呼びかける
新調提灯の火入れ式兼ねて
予想を上回る150張の寄進受ける
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駅前通の綾部天満宮 (奈島正倫宮司) は24日午後5時半から、 初めて初天神の宵宮を開く。 同天満宮奉賛会 (小藪健二会長) が、 自治会や氏子に寄進を募っていた献灯 (提灯=ちょうちん=) が出来上がったため、 その火入れ式を兼ねて開催するもので、 小藪会長と新井稲副会長は多くの参拝を呼びかけている。
同天満宮の提灯は約20年前に更新されたもので、 その後は更新されていなかった。 長年の使用で破損するものも少なくなく、 使用しているものも傷みが目立ち、 全部120張と少なくなっていた。
そこで、 昨年夏の大祭のあと、 奉賛会が提灯を新しくすることを決め、 氏子の8自治会や総代を通じて寄進を募ったところ、 予想を上回る約150張の寄進があった。
寄進された提灯はこれまでと同じ大きさで、 正面には 「献燈(けんとう)」 の文字、 側面には赤で天満宮の梅の紋が入れられている。 背面には寄進者の名前が入っている。
同天満宮は毎年、 7月24日に大祭を、 1月25日には初天神を開催しているが、 初天神は昼間の開催で提灯を飾っても明かりを入れることはなかった。 しかし、 奉賛会の求めに応じたくさんの提灯が寄進されたことから、 寄進者らに少しでも早く提灯に明かりが入った姿を見てもらいたいと、 今年に限り24日に宵宮を開くことにしたという。
宵宮では奈島宮司が提灯をお祓(はら)いしたあと、 火入れを行う予定。 翌25日の初天神は午前11時からで、 午後5時まで恒例の甘酒接待がある。
小藪会長は 「宵宮を通じ、 少しでも綾部天満宮を身近に感じてもらえればうれしい。 学問の神様にお参りして学業成就を願って下さい」 と話している。
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