これまで仮設で不評だったが
東山公園のトイレ新しく
市が公園では珍しく水洗で整備
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東山町の上林川河川敷にあり、 初夏に新緑、 秋には紅葉を愛(め)でるスポットにもなっている東山公園に、 このほど新しいトイレが整備された。
公園に設けられたトイレというとくみ取り式が多いが、 ここのトイレは水洗。 汚水は鷹栖町にある農業集落排水の処理施設で処理されている。
東山公園は、 不動明王が祭られていることにちなんで 「不動公園」 と呼ばれてきた。 平成元年から住民たちが公園の整備に取り組み始め、 4年4月には市が東屋(あずまや)やベンチ、 キャンプファイヤー炉、 上林川対岸にある山家城址公園に通じる散策路の整備をした。
夏にはバーベキューを楽しむ人らも訪れるようになったが、 公園内のトイレが仮設のため、 利用者に不評だった。 地元からもトイレ改修の要望があり、 平成16年に完了した農業集落排水事業で公園近くまで配管が整備されていることから、 市は水洗トイレを新設することにした。
昨年11月に完成したトイレは木造平屋建て約4平方b。 小便器2基と洋式便器1基が設けられている。 外観は周囲の景色にマッチするよう木目調になっている。 事業費は約150万円。
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