綾部小3年生ら そろばんに挑戦
全珠連両丹地区連合会の
会員らが今年も出前授業
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上野町の綾部小学校 (村上力校長) で15日から4日間、 全国珠算教育連盟両丹地区連合会の会員らによるそろばんの授業が行われ、 3年生たちが玉の弾き方や計算方法などを学んだ。
全珠連は小学校から希望を募り、 会員を講師として派遣するボランティア活動に10年ほど前から全国各地で取り組んでいる。 全珠連の両丹地区連合会の会員が綾部小で授業を行うのは今年で5年目。
綾部小の3年生は4クラスあり、 同連合会の会員が毎日4人訪れ、 各クラスで2人1組になって授業を行った。 1回目の授業では定位点を一の位にして親指と人差し指を使って玉を動かす扱い方の基本などを指導したほか、 子どもたちは1けたの読み上げ算に挑戦した。
同連合会の高橋稔副会長は 「この活動は、 報酬を全く受けず、 そろばんの素晴らしさを知ってもらうために行っている。 そろばん授業は小学校の算数の単元の一つで、 その単元全部を私たちに任せて頂いている。 綾部小から声を掛けて頂くのは5年連続で、 これまでの授業に対する評価が良かったものと受け止め、 私たちも大変、 喜んでいる」 と話していた。
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