府地域力再生プロジェクト
支援事業の助成を受けて
太鼓など新調し、厳かに入魂式
あやべ太鼓保存会が熊野新宮神社で営む
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あやべ太鼓保存会 (石原信明会長、 20人) はこのほど、 桶胴(おけどう)太鼓2個と附締(しめつけ)太鼓2個、 直径約1bの銅鑼(どら)1個を新調。 13日には並松町の熊野新宮神社で厳かに入魂式が執り行われた。
府地域力再生プロジェクト支援事業の助成を受けて整備したもので、 総事業費は約188万円。 楽器のほか、 演奏中のフォームチェックに使うため、
近日中に並松町の市民センター・中央ホールの舞台に7面の姿見鏡を設置する。
入魂式では、 メンバーら8人が参列する中、 同神社の徳重善国・宮司代行によって楽器類が 「お清め」 された。 祭典後には、 それぞれの楽器を使った演奏も奉納された。 今後、 各楽器の取り扱い方や打ち方などをプロ奏者に指導してもらうなどして、 今夏の 「土曜夜の市」 で一般へのお披露目をしたいという。
石原会長は 「和太鼓のブームはピークを過ぎたと言われるが、 太鼓は本当にいい楽器。 我々も古いものを守りつつ新しいものも取り入れ、 どんどんレベルアップを図っていきたい」 と決意を話していた。
市民センターに設置する姿見鏡は、 非会員でも利用できる。 使用する場合は会場予約の際に同時に申し込むことが必要。
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