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2008.1.16 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



府地域力再生プロジェクト
支援事業の助成を受けて

太鼓など新調し、厳かに入魂式

あやべ太鼓保存会が熊野新宮神社で営む
 あやべ太鼓保存会 (石原信明会長、 20人) はこのほど、 桶胴(おけどう)太鼓2個と附締(しめつけ)太鼓2個、 直径約1bの銅鑼(どら)1個を新調。 13日には並松町の熊野新宮神社で厳かに入魂式が執り行われた。

 府地域力再生プロジェクト支援事業の助成を受けて整備したもので、 総事業費は約188万円。 楽器のほか、 演奏中のフォームチェックに使うため、 近日中に並松町の市民センター・中央ホールの舞台に7面の姿見鏡を設置する。

 入魂式では、 メンバーら8人が参列する中、 同神社の徳重善国・宮司代行によって楽器類が 「お清め」 された。 祭典後には、 それぞれの楽器を使った演奏も奉納された。 今後、 各楽器の取り扱い方や打ち方などをプロ奏者に指導してもらうなどして、 今夏の 「土曜夜の市」 で一般へのお披露目をしたいという。

 石原会長は 「和太鼓のブームはピークを過ぎたと言われるが、 太鼓は本当にいい楽器。 我々も古いものを守りつつ新しいものも取り入れ、 どんどんレベルアップを図っていきたい」 と決意を話していた。

 市民センターに設置する姿見鏡は、 非会員でも利用できる。 使用する場合は会場予約の際に同時に申し込むことが必要。
音色が奉納された

綾高生らが米麹作り

東分校で今年も始まる
綾高生が米麹づくり
 味噌(みそ)や甘酒といった食品加工に欠かせない米麹(こめこうじ)の製造が、 14日から川糸町の綾部高校東分校で始まった。 出来上がった米麹は生徒が味噌作りの実習に使用するほか、 一般市民に1キロ800円で販売。 常連の市民らから予約注文が相次いで寄せられ、 今季に生産する約500キロはほぼ完売だという。

 米麹作りは、 同校の農芸化学科の2年生が毎年この時期に取り組んでいる。 米麹の原料となるコシヒカリは同校農業科の生徒たちが生産した。

 米麹の生産には5日間の日数を要し、 1日目に米を洗い、 2日目に蒸した米に麹菌を混ぜ合わせ、 製麹室で発酵させて仕上げる。 生徒23人 (男子6人、 女子17人) が交代で2月22日まで作業に当たる。