綾部の民話を聞いてグループで紙芝居に仕上げた児童たちが7日、 幼稚園児たちの前で出来栄えを披露した。 「幼小連携」 の一環で、 児童たちにとっては古里の民話を聞いてイメージを膨らませ、
みんなで協力して絵を描いたり文章を書いたり園児に分かるように話すという、 総合的な学習ならではの多くの目的を含んでいる。
紙芝居を通じて交流したのは、 上野町の綾部小学校と綾部幼稚園。 綾部小では3年生124人が、 綾部の市民グループ 「鮭の子文庫」 の高倉敏明活動部長から11月初旬に 「光明寺の天狗」 (奥上林) 「夜嵐」 (志賀郷) などの民話を聞き、 紙芝居制作に取り組んだ。
7日は3年4組の31人が担任の森稔泰教諭に引率されて綾部幼稚園を訪問。 遊戯室に集まった49人の園児の前で4グループが、 制作した紙芝居を披露した。 この日招かれて紙芝居を見た高倉さんは 「民話を聞いて登場人物などのイメージを膨らませ、 協力して立派な紙芝居を作った児童たちに感心した」 と感想を述べていた。
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紙芝居作って読み聞かせしたよ
綾部小3年生が幼稚園児を前に
綾部の民話題材にして
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