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新酒の仕込み本格化

若宮酒造で
 冬の風物詩となる日本酒の仕込みが、 味方町の若宮酒造 (木内敏雄社長) で本格的に始まった。 今季は例年と比べて気温が高い日が続いているため、 日本酒づくりにとって条件が悪いが、 杜氏(とうじ)らの熟練の技を生かしながら製造が進められている。 新酒は12月10日ごろから販売される。

 同社では今年、 例年より10日ほど早い10月25日から仕込みがスタートした。 酒造りの現場責任者となる杜氏には、 昨年に引き続き兵庫県新温泉町の尾崎和博さん (71) を招いた。

 丸山和則専務は 「原料となる酒米も天候の影響で、 全体的に硬くなっている。 例年と条件が違う中、 工夫を凝らしていいお酒を造りたい」 と話している。 尾崎さんも 「酒造りに好ましい気温は10度以下。 温度が上がり過ぎないようにする労力が必要となる。 新酒を早く飲んでもらえるようにしたい」 と意欲を見せている。

 同社は 「綾小町」 などの自社銘柄のほか、 市内の酒販店などでつくる 「綾部の酒を創る会」 が企画した 「穂乃花(ほのか)」 も醸造している。 綾部産の酒米 「山田錦」 を原料にした 「穂乃花」 は、 12月24日ごろに出来上がる予定。
もろみが入ったタンクで櫂入れ

 京都生協あやべ・くらしの助け合いの会 (寺田理子代表) の会員らが14日、 八津合町の高齢者支援センター松寿苑で交流会を開くとともに、 同センターの利用者と一緒に歌を楽しんだ。

 同会は、 家事や子育てなどにかかわるちょっとした困り事を組合員同士の相互扶助でカバーし合うのを目的に今年7月に発足した。 現在、 会員数は利用会員と活動会員、 賛同会員合わせて60人。 今回初めてとなる交流会では会員同士の親ぼくを深めるのと併せ、 同センターでボランティア活動に取り組むことにした。

 交流会には19人が参加。 自己紹介などに続き、 病気の母親に代わって子どもの保育園への送迎を会員が行っている事例が報告され、 活動会員が更に増えるよう協力が呼びかけられた。

 このあと会員たちは集まった利用者を前に、 「もみじ」 「里の秋」 などの唱歌、 「リンゴの歌」 「青い山脈」 といった懐メロを合唱。 「幸せなら手をたたこう」 の曲では、 「幸せなら握手しよう」 に歌詞を変えて、 会員たちは利用者と手を取り合いながらふれあった。
松寿苑(八津合町)訪ねて交流

京都生協あやべ・くらしの助け合いの会
合唱を発表する会員ら