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2007.11.5 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



感謝の気持ちを忘れず
更なる発展を誓い合う

綾部ローターアクトクラブ
創立30周年記念式典を開く
 綾部ローターアクトクラブ (山田文子会長、 20人) の創立30周年記念式典が3日、 味方町のホテル綾部で四方八洲男市長や佐々木幹夫府議、 川北淳市会議長ら来賓を含む約160人が出席して開かれ、 30年の歴史を感謝の気持ちで振り返るとともに今後の更なる発展と成長を誓い合った。

 式典には国際ロータリー第2650地区 (京都府、 福井県、 奈良県、 滋賀県) から高倉信正ガバナー補佐を始めロータリークラブの地区役員や提唱の綾部ロータリークラブの会員、 佐々木崇人・地区ローターアクト代表ら地区役員、 各府県のローターアクトクラブ代表と綾部の歴代会長らが出席。 山田会長のあいさつのあと、 四方市長らが来賓祝辞を述べた。

 式典ではクラブの伝統事業のほか、 30周年記念記念事業として 「水」 をテーマに子どもたちと取り組んだ由良川水系の水生生物調査や 「川遊びゼミ」、 「水源の里」 の睦寄町古屋での防獣ネット張り、 清掃活動などの報告も行われた。 式典のあとは和やかに懇親会が開かれた。
30周年記念式典

 独立美術協会会友で市美術展委嘱作家の油彩画家、 日野美國さん (83) =寺町=の10年ぶりとなる個展が9日から11日まで、 青野町のグンゼ博物苑・集蔵で開かれる。 入場無料。

 日野さんは油絵を趣味にしていた父親の影響で若いころに鉛筆画を描いていたが、 グンゼ入社後は写真や木工など多彩な趣味を持ち、 絵画からは遠ざかっていた。 ところが、 定年直前に他界した父親の油彩道具を手にしたことがきっかけで、 油絵を本格的に始めるようになったという。

 油彩を始めて数年後の昭和63年にサロン・デ・ボザール展で協賛企業奨励賞を受賞した日野さんは、 「布」 をテーマに描いた作品が平成4年から5年連続で独立展に入選して会友に。 10年にも独立展入選を果たし、 12、 13年には綾部市美術展で市展賞を受賞した。

  「何度も塗り重ねられるのが油絵の魅力」 と語る日野さんの作品は、 写真と見間違えるほど繊細に描かれているのが特徴。 これを 「リアルに描き過ぎだ」 と指摘する友人もいるが、 日野さんは自分のスタイルを通している。

 友人の勧めで久しぶりに開く個展は、 これまでに書きためた風景や花、 人物、 人形など数々の作品の中から、 100号の 「花嫁」 をメーンに66点を展示。 また、 出品作品を掲載した写真集をつくり、 希望者にプレゼントする。 「いろんな意味で、 油絵ほど楽しいものはない」 と話し、 多くの市民の来場を求めている。
写真のようなリアルな描写

油彩画家、日野美國さんが
9日からグンゼ集蔵で個展
個展を開く日野さん