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2007.10.31 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



あやべ健康プラザの第2スタジオ完成

子ども向け体操教室や高齢者向けの
健康増進、介護予防教室などに活用

11月1日にオープン
 第3セクターの水夢が青野町のあやべ健康プラザに増築した第2スタジオの完工式が31日朝、 関係者ら約30人が出席して開かれた。 オープンは11月1日で、 子ども向けの体操教室や高齢者向けの健康増進、 介護予防教室などに活用する。

 市から2500万円の補助を受け、 総事業費5千万円余りをかけて建設した第2スタジオは、 鉄骨造りで床面積は約200平方b。 7月から3カ月半かけて整備し、 高齢者に優しい油圧式ジムマシン4台を設置した。

 今後は、 11月1日〜来年3月31日の期間、 市内12地区の住民を対象に健康増進や機能回復を目的とした健康教室を40回開くなど、 健康長寿のまちづくりに貢献する。

 完工式では四方八洲男市長が 「健康プラザはオープン4年で市民に急速に浸透、 定着し、 会員は1500人前後で推移している。 これからは子ども向けやお年寄り向けの体操教室など、 このスタジオを使って活発にやっていきたい」 とあいさつし、 施設の完成を祝った。

水夢新社長に小室幹雄氏
 また、 同社は式典前に臨時株主総会を開き、 井上信治社長 (58) の辞任を承認。 代わって京都北都信用金庫理事の小室幹雄さん (62) =上野町=を新社長に選任した。
新設された第2スタジオ

 とよさか町の府綾部工業団地交流プラザでこのほど、 15年前に西八田小学校の児童が描いた同団地の造成工事現場などの絵108枚が見つかった。 同プラザを管理する綾部工業団地振興センターは施設内にすべての絵を展示し、 同プラザ一帯で 「あやべ産業まつり」 が開かれる11月11日に来場者に見てもらおうと計画している。 同センター専務理事の白波瀬康夫さん (68) は 「当時の絵を見て、 15年前にタイムスリップしませんか」 と絵を描いた本人の来場を求めている。

 絵が保管されていたのは施設の地下倉庫。 白波瀬さんがセンターの創立10周年記念誌の制作に使う資料を探していて見つけ、 数えると108枚あった。

 絵は、 平成4年6月に当時の西八田小児童が工業団地の第2工区の造成工事現場を写生したものが多く、 スクレーパーと呼ばれる土砂運搬車やパワーショベルなどの重機が描かれている。

 造成された場所には児童が体力づくりのために毎朝登っていた豊栄山 (標高130メートル) があり、 その山が工事で削られることから、 古里の風景が変貌(へんぼう)していく様子を記録に残そうと現場の見学会と写生会を開いたものだった。

 白波瀬さんは、 施設の多目的ホールにすべての絵と、 当時の児童会が工事関係者にあてた手紙などを展示。 産業まつりの日に対象者に来てもらえるよう、 対象者にはがきを送ったり、 西八田地区のオフトークを利用したりして来場を呼びかけ、 訪れた人の中で希望者には絵を返却する。
15年前の児童の絵108枚みつかる

西八田小 造成中の工業団地をスケッチ

府綾部工業団地交流プラザで保管

「産業まつり」に併せ展示中
見つかった108枚の絵