千宗室家元招き献茶式
約400人参列し大本で5年ぶり開催
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宗教法人大本は11日、 上野町の梅松苑で 「大本献茶式」 を開き、 茶道裏千家第16代家元の坐忘斎千宗室宗匠による 「献茶の儀」 が厳かに執り行われた。
大本は開教以降、 日本の伝統文化や芸術に重きを置き、 出口王仁三郎聖師は茶道裏千家と親交があった。 開教100年の平成4年から大本は裏千家家元を招いた 「献茶式」 を5年ごとに開催している。
今年で4回目となった献茶式の祭典会場となった長生殿では、 信者や茶道関係者ら約400人が参列。 祝詞奏上などのあと、 拝殿で家元が行う儀式の様子に、 じっと見入っていた。
祭典後、 白梅殿には今日庵による濃茶席、 木の花閣には大塚宗香社中による薄茶席、 金龍海そばには淡交会両丹支部による野点(のだて)席が設けられた。
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