好天に秋祭りにぎわう 市内各地で
練り込みの小奴に初めて女子起用
栗町の大川神社
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秋晴れの好天に恵まれた6、 7の両日は綾部地区や中・奥上林地区などを除く市内各地で6日に秋祭りの宵宮、 7日には本祭りが盛大に行われた。
このうち栗町の栗上、 栗橋両自治会の約140世帯を氏子に持つ大川神社では秋祭り本番の7日、 伝統の若連中の練り込みに初めて女子中学生が小奴(こやっこ)として起用された。 少子化の進行を示す現象でもあるが、 お旅所などで見物する氏子たちに紹介されると大きな拍手が起こっていた。
若連中は挟箱(はさみばこ)、 黒熊毛槍(くろくまけやり)持ち、 大島毛槍持ち、 小傘(こがさ)持ち、 大傘持ちからなり、 小学生と中学生の男子計10人が務めてきた。 ところが今年は男子が足りなくなったため、 小傘持ちに猪岡麻衣さん (15)、 大傘持ちに村上里菜さん (同) を充てることにした。
猪岡さんと村上さんは秋祭りに向けて10日ほど前から男子と一緒に練習に励み、 本番では草履に紺色の法被、 黄色い腰ひも、 豆絞りという出(い)で立ちで立派に役割を務めていた。
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