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2007.9.26 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



市内の若者ら約150人
飲食を共にしながら交流

市市民憲章推進協議会
「AYAフェスタ」開催
 市市民憲章推進協議会 (平野正明会長) は24日、 市内の若者が交流する 「AYAフェスタ2007」 を西町1丁目のI・Tビルで開き、 参加した20代〜40代の約150人が飲食を共にしながら親ぼくを深めた。

 主管したのは、 綾部商工会議所青年部と綾部ローターアクトクラブ、 綾部青年会議所、 NEXTの4団体でつくる 「AYABE YOUTH ASSOCIATION」 (会長=北村辰浩・綾部商議所青年部直前会長)。 同グループは団体の枠を超えた交流と人材育成を目的に昨年5月に発足し、 懇親会などを開いている。

 初開催されたAYAフェスタでは、 平野会長が 「多くの若い人の交流の深まりから、 まちづくりを考えていこうと (AYAに) 取り組んで頂いた。 楽しい一日を過ごして下さい」 とあいさつ。 参加者らは市内の飲食店が出したお好み焼きやコロッケなどの料理を味わい、 参加者の名前を使ったビンゴゲームを楽しみながら会話を弾ませていた。
歓談する参加者ら

 広瀬町で江戸時代から連綿と受け継がれてきた 「彼岸講 (念仏講)」 と呼ばれる素朴な宗教的行事があり、 今年も秋の彼岸期間中の22日、 5軒の講中宅を回って住民たちが数珠繰りをしながら般若心経や観音経などを唱えた。

 こうした行事は市内でも各地にある。 同町では佐々木重和さん (66) が属する自治会3組の中の有志7軒が昔から彼岸講を組んでいたが、 過疎化が進んで現在は5軒になった。

 やり方は、 春と秋の彼岸期間中の1日に、 長さ約9メートルの数珠とお経の本などを木箱に入れて講中の5軒を回り、 全員で数珠繰りをしながら般若心経と延命十句観音経などを7回ずつ唱える。

 大正3年 (1914) に作られたことが記された数珠入れの箱書きには、 「寛政十年 (1798)」 の年号が書かれており、 彼岸講の起源を表すのではないかと見られている。

 今年の彼岸講の最後の家となった佐々木さん宅では数珠繰りが終わったあと、 全員でコーヒーを飲みながら世間話をするなど和やかに歓談した。
経を唱えながら数珠繰り

広瀬町で今年も伝統の「彼岸講」
彼岸講での数珠繰り