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2007.8.3 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



若者バンドのセーリングが

松寿苑訪れて「慰問ライブ」

綾部出身の能勢さんもドラム熱演
 綾部市出身の能勢直子さんがドラムを担当するバンド 「SAILING (セーリング)」 が7月28日、 水無月まつりのライブで綾部を訪れた。 平成15年の丹の国まつりの際にもライブを行い、 今回で2回目の来綾。 夕方からのライブ前には、 田野町の特別養護老人ホーム・第2松寿苑で慰問ライブを行った。

 セーリングは、 4歳から俳優として活躍しているボーカルの小谷豪純さんを中心に大阪で結成。 関西を中心に活動していて、 ラジオやテレビなどにも出演している。 メンバーは5人で、 能勢さんはその中で紅一点となる。

 3、 4年前からスケジュールの合間を縫って、 ボランティアで福祉施設などでの慰問ライブを始めた。 訪れた施設からは 「また来てほしい」 と声を掛けられるなど好評だという。 今回、 水無月まつりのライブが夕方からだったため、 時間の空いた午前中に松寿苑を訪れた。

 慰問ライブでは、 「スタンド・バイ・ミー」 などの懐かしの洋楽や美空ひばりの曲などを演奏。 入所しているお年寄りらを楽しませ、 アンコールも。 小谷さんは 「慰問ライブでは、 こちらも元気づけられる。 これからも続けていきたい」 と話した。

 夕方からは、 青野町の由良川花庭園でライブが行われた。 能勢さんは 「機会があればまた、 古里の綾部で演奏したい」 と話し、 再度の綾部でのライブに意欲を見せた。
第2松寿苑で慰問ライブをするセーリングのメンバーら

楞巌寺で坐禅など体験

豊里町保育園と放課後学級の子ら

楞巌寺で坐禅を体験する子どもたち
 豊里保育園 (栗町、 久木和子園長) の園児たちと同園が運営する豊里放課後学級の小学生たちが1日、 舘町の真言宗楞巌寺 (爲廣哲堂住職) を訪れ、 坐禅ざぜんなどを体験した。

 寺院という場で心を落ち着かせる時間を持つとともに、 花の寺として知られる同寺の訪問を通して地域を見つめ直しことなどを目的に、 同園は放課後学級と合同の行事を企画した。

 参加した4・5歳児の園児37人と小学生47人は、 まず爲廣住職から法話を聴いた。 爲廣住職は 「呼吸」 「自分」 「息」 について漢字を基に話したあと、 同寺の襖ふすま絵に描かれているカラスに関して解説。 命を大切にすることを呼びかけた。

 続いて子どもたちは正座で約15分間、 じっと静かに座ったが、 小学生の中には途中で寝転がる子も。 また、 室内にたくさん掲げられている戦没者の遺影に興味を抱く子もいた。