夜間、スイカに穴を開けペロリ
メロンも同様 神宮寺の畑で被害相次ぐ
動物の仕業か、網も効果なし
帰省の子と食べるつもりが…
|
神宮寺町の千手院近くにある畑で先日、 自家用に栽培されているスイカやプリンスメロンが何者かに食い荒らされる被害が相次いで発生した。 「スイカはちょうど食べごろになり、 帰省してくる子どもたちと一緒に食べようと楽しみにしていたのに」 と、 これまで大切に育ててきたスイカが無残な姿になったのを目の当たりにした88歳の女性は嘆いている。
女性は今年、 数年ぶりにスイカを栽培。 実が大きくなってきたのに伴い、 家族らの協力を得ながら畑の周りにネット(網) を張り巡らせ、 野生鳥獣の侵入を防ぐ対処もしてきた。
直径が30センチほどになったスイカを15日に収穫をしようと畑に行くと、 そのスイカは割れ、
中身が食べ尽くされていた。 残りのスイカを守ろうと、 畑の上の部分にもネットで覆った。
ところが翌日、 畑には再び被害に遭ったスイカが数個転がっていた。
そのうちの1個は直径約20センチで、 表面に直径約10センチの穴が開けられ、
中身だけがきれいにペロリと食べられていた。 もう1個も同様。 スイカのほか、
プリンスメロンも1部がかじられた状態で放置されていた。
|