永久橋「新小貝橋」の完成祝う
盛大に開通式や祝賀会
雨の中、住民ら「渡り初め」も
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由良川をまたぎ、 小貝町と高津町を結ぶ市道橋の 「新小貝橋」 の開通式が14日、 小貝町側の由良川右岸で開かれた。 台風4号の接近に伴って雨が降り続く中、 式典に出席した約250人はかつての 「流れ橋」 が 「永久橋」 に生まれ変わったことを喜び合った。
この日は台風の影響で由良川の水位も上昇し、 以前に架かっていた小貝橋だったら橋板が流出する状況下にあった。 式典の最中にも、 大野ダムから水を放流するのを告げる放送が会場一帯に流れた。
テント内で行われた式典では四方八洲男市長の式辞に続き、 用地提供者32人を代表して村上定夫さんらに感謝状が贈られた。 谷垣禎一代議士ら来賓の祝辞があり、 小貝区の大槻信之区長が謝辞を述べた。
式典後、 出席者たちは橋の北詰に移動。 テープカットとくす玉割りのあと、 小貝町の村上隆さんと高津町の朝倉茂さんの両家族を先頭に新橋の渡り初めが行われた。 その際、 河川敷では市消防団豊里分団が儀礼放水し、 開通を祝った。
また、 地元住民らでつくる実行委員会 (村上一清会長) は新小貝橋完成祝賀会を栗町の市豊里コミュニティセンターで開いた。
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