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2007.7.13 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



奥上林のNPO「ふきのとう」が

岡町に訪問介護事業所を開設

地元以外の利用者増に対応
 奥上林に拠点を置くNPO法人 「ふきのとう」 (福井高子理事長) が11日、 上林地区以外の市街地の高齢者を主な対象としたホームヘルパーの訪問介護事業所を岡町の府道沿いに開設した。

 同法人は、 過疎地での訪問介護の拠点や高齢者サロンの必要性を感じた看護師の福井理事長 (48) らが3年前に設立した。 ところが、 18年度には年間利用者数が延べ約8千人を超え、 うち7割が上林地区以外の人になったため市街地に新しい訪問介護事業所を設けようと昨年秋から準備を進めてきた。

  「ふきのとう訪問介護事業所あやべ」 と名付けられた新拠点の住所は岡町長田1で、 面積は約50平方メートル。 ここに管理者・訪問介護サービス責任者の佐川典子さんら12人の訪問介護員らが詰めている。

 福井理事長によると、 同事業所のスタッフのうち約7割がベテラン訪問介護員で、 ヘルパー同士のコミュニケーションがとれているのが特徴という。 また、 NPO法人ふきのとうの本部については 「発祥の地であり最も大切な存在の睦寄町に置いて今後も地道な活動を展開していきたい」 と話している。

 新事業所は原則的には年中無休だが、 年末年始やお盆期間などに休むこともある。 営業時間は午前8時半〜午後5時15分。 職員が不在の場合でも転送電話で24時間連絡がとれる態勢を整えている。
 同事業所は43・0822 (FAX43・0823)。
府道沿いの新しい事業所前に立つスタッフ

通学路などで清掃奉仕

綾高の運動部員ら中心に250人参加
府道沿いのゴミ拾いをする綾高の生徒たち
 綾部高校 (内藤行雄校長) の運動クラブの部員を中心にした生徒たちが11日、 岡町の本校周辺や通学路となる府道沿い、 JR綾部駅北・南口などでごみ拾いに取り組んだ。

 1学期の期末テストが終わり、 この日のボランティア活動には生徒の3分の1に当たる約250人が参加。 中庭に集まった生徒に対して内藤校長は 「今日の活動は地域への感謝の気持ちで励んでほしい」 とあいさつし、 生徒会の和田重会長は 「ごみ拾いをさせられているというのでなく、 させてもらっているという思いで取り組んでほしい」 と呼びかけた。

 このあと、 生徒たちはクラブごとに指定された場所に分かれて美化活動をした。