あやべ市民新聞 on web 現在の位置・・ホーム>>NEWS_INDEX&PHOTO_NEWS>>2007.7>>2007.7.9
サイト内検索(since2003.11.26 一部期間は記事全文含む help
2007.7.9 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



「きゅうり封じ」に市内外から参拝者

味方町の宝住寺

日曜で、好天で一層にぎわう
 味方町の臨済宗宝住寺 (河野義方住職) で8日、 「きゅうり封じ薬師大祭」 が行われた。 今年は祭礼日が日曜と重なり、 好天に恵まれたこともあり、 朝から無病息災や病気平癒、 交通安全などを願う参拝者が市内外から訪れた。

  「きゅうり封じ」 は、 薬師如来の本願によってキュウリの中に病魔や悪鬼を封じ込めるという弘法大師の秘法とされている。 約1千年前の平安時代末期に作られた薬師如来像 (市重要文化財) を祭る同寺では、 薬師如来の縁日の8日と達磨大師の 「七転八起」 の縁にちなみ、 毎年7月8日にこの大祭を営んでいる。

 祈祷きとうされたキュウリは自宅に持ち帰り、 薬師如来の真言 「オンコロコロ センダリマトウギ ソワカ」 を3日間唱えたあと、 地中に埋めると願いごとが叶かなうとされている。
「きゅうり封じ」の祈祷をする河野住職

お茶の文化に親しんでね!

「伝統文化茶道こども教室」が開講
お茶を飲む作法を学ぶ子どもたち
 里町の市中央公民館和室で8日に 「伝統文化茶道こども教室」 が開講し、 市内の小学生らが茶道裏千家淡交会両丹支部綾部分会 (松井宗桂分会長) の役員らから指導を受けながら、 茶道の基本を学んだ。

 小・中学生を対象にしたこの教室は、 文化庁から委嘱された財団法人・伝統文化活性化国民協会の事業として昨年度に引き続いて実施されることになった。

 今年度の教室には綾部と中筋、 豊里3小学校の児童ら20人から申し込みがあった。 初日、 子どもたちは座り方や座った時の姿勢、 おじぎの仕方、 床の間に飾られた掛け軸と生け花の見方などを教わったあと、 お菓子と抹茶を味わった。

 教室は来年3月まで計10回行われ、 最終日にはこの間に習ったことの総まとめとしてミニ茶会の開催を予定している。