「きゅうり封じ」に市内外から参拝者
味方町の宝住寺
日曜で、好天で一層にぎわう |
味方町の臨済宗宝住寺 (河野義方住職) で8日、 「きゅうり封じ薬師大祭」 が行われた。 今年は祭礼日が日曜と重なり、 好天に恵まれたこともあり、 朝から無病息災や病気平癒、 交通安全などを願う参拝者が市内外から訪れた。
「きゅうり封じ」 は、 薬師如来の本願によってキュウリの中に病魔や悪鬼を封じ込めるという弘法大師の秘法とされている。 約1千年前の平安時代末期に作られた薬師如来像 (市重要文化財) を祭る同寺では、 薬師如来の縁日の8日と達磨大師の 「七転八起」 の縁にちなみ、 毎年7月8日にこの大祭を営んでいる。
祈祷きとうされたキュウリは自宅に持ち帰り、 薬師如来の真言 「オンコロコロ センダリマトウギ ソワカ」 を3日間唱えたあと、 地中に埋めると願いごとが叶かなうとされている。
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