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2007.7.2 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



上林川の水質は「最良」

美しくする会と中学生らが調査
 上林川を美しくする会 (四方英生会長) は6月26日、 八津合町の上林川にかかる大手橋付近で同川に棲すむ水生生物と魚類の調査を行った。 調査は13回目で同町の上林中学校の1年生12人も参加し、 の水質も調べた。

 この日は同会会員や府中丹東保健所職員、 有識者などの立場で大石行雄さん (80) や井上敏浩さん (63)、 坂田充生さん (71)、 飯室誠さん (45)、 大槻栄さん (65) らが参加。 同中学校からも村上茂学年主任と担任の金森隆之教諭が生徒と一緒に川に入った。

 網などで採集した結果、 全員を驚かせたオオサンショウウオの子どものほか、 ギギ、 ササドジョウ、 ヨシノボリ、 ドンコ、 スジエビ、 ヌマエビ、 アカゴイ、 イモリ、 カワニナ、 コオニヤンマの幼虫といった魚類や両生類など水生生物の棲息(せいそく)が確認できた。

 また、 水生生物による水質判定の結果、 同川の水は4段階の水質階級で最良の 「1」 であり、 同じ1の福知山市三和町を流れる土師川支流の一つよりきれいなことも分かった。
上林川で採集した水生生物を調べる生徒や会員ら

茅の輪くぐり「夏越の祓」

上野町の若宮神社
茅の輪をくぐる参拝者ら
 上野町の若宮神社 (四方義規宮司) で30日、 今年前半の罪や穢(けが)れを祓(はら)い、 夏の暑さを乗り越えて残りの半年も無事に過ごせるよう祈願する神事 「夏越(なごし)の祓」 が執り行われた。 この神事は毎年、 1年の半分が終わる6月30日に行われていて、 「茅(ち)の輪の神事」 とも言われる。

 神事には、 総代や氏子ら約30人が参列。 祈願者の名前が書かれた人形を境内の池に流したあと参列者らは、 宮司と総代らが茅(かや)で作った 「茅の輪」 をくぐって無病息災を祈願した。

 茅の輪に使われた茅は神事のあと、 参列者に配られた。 持ち帰った茅は玄関にかけておくと災いよけになるという。