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2007.6.18 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



「茶香服って面白い」

何北中の3年生28人が初体験

由良川サミットで発表
 物部町の何北中学校 (中村孝行校長) の3年生28人が15日、 数種類の茶を飲み分けて銘柄を当てる 「茶香服」 を体験した。

 同町内に学校茶園を持つ同校では、 毎年5月に全校生徒が地域住民らと茶摘みを行っている。 今年は綾部の特産品の一つでもある茶業について学ぼうと、 茶摘みのほかに1年生が茶について調べ、 2年生は小西町の製茶工場を見学、 3年生が初めて茶香服にチャレンジした。

 この日は府中丹東農業改良普及センターの職員が茶の歴史や全国の生産量、 茶香服の由来やルールを説明。 茶香服は両丹産の玉露と学校茶園で採れた煎茶(せんちゃ)と番茶の3種類を使って行われ、 生徒たちは煎じ手が入れた茶を飲み比べて味や香りで品種を当てた。

 競技は3回行い、 合計の得点数で順位を競った結果、 満点を取った木村秀平君と小室ひかるさんが優勝。 木村君は 「お茶の苦味で選んだ。 初めてだったが、 面白かった」 と話していた。

 同校は茶の学習結果をまとめ、 10月に舞鶴市内で開かれる 「中学生由良川サミット」 で発表する。
茶香服に挑戦する生徒たち

 中上林地区の恒例イベントとして定着している第26回 「ほたるまつり」 (同まつり実行委員会主催、 市観光協会共催) が16日、 八津合町の上林山荘一帯で開かれ、 多くの来場者が暗闇(くらやみ)に光り輝くホタルを観賞した。

 梅雨の時期に行われる同まつりは例年、 雨に見舞われることが多いが、 今年は青空が広がって過ごしやすい一日となり、 遠くは京阪神などからの来場者でにぎわった。

 上林川の河川敷で行われた魚つかみでは天然のウナギやコイ、 ナマズなどが放され、 参加した子どもたちは歓声を上げながら目当ての魚を追いかけた。

 また、 地元の自治会や17団体が飲食物の模擬店を出した山荘前の広場では、 上林小学校児童や地元住民らの太鼓演奏、 ほたる連のよさこい踊りなど数々の催しが繰り広げられたあと、 メーンイベントとして約3千匹のホタルが一斉に放たれ、 来場者を魅了した。
ホタル舞い、子らの歓声も

中上林「ほたるまつり」にぎわう
歓声を上げながら魚つかみを楽しむ子どもたち