上林のアユ 期待できそう!
地元漁協が9日の
友釣り解禁控え試し釣り
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9日のアユの友釣り解禁を間近に控え上林漁業協同組合 (川端康太組合長)
は6日、 十倉中町から十倉志茂町にかけての上林川で試し釣りを行い、 組合員らが体長16センチ前後のアユを次々と釣り上げた。
友釣りは縄張りを持つアユ特有の釣り方で、 おとりのアユを縄張りに侵入させ、
攻撃してきたアユを針に掛ける。 同漁協は4月と5月に琵琶湖産のアユの稚魚約1・3トンを上林川に放流。
成育状況を確かめようと漁協役員ら6人が竿(さお)を出した。
アユは流れの速い瀬でよく釣れるといい、 この日は多い人で1時間に6、 7匹の釣果。
いずれも16センチ前後だったが、 水深のある場所ならこの時期でも18センチほどの良型が上がることもあり、
川端組合長は 「今年は期待できる」 と話していた。
上林川の友釣り解禁は9日午前5時。 遊漁料は年券が1万円、 1日券は3500円。
アユが20センチ程度に成長する7月以降が最盛期で、 友釣りのシーズンは9月いっぱいまで続く。
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